■ブロードバンド時代へ
■ブロードバンド時代へ
データ通信環境も大きく変わってしまったようです。
ブロードバンド時代を実感するようになったのはここ一二年のことです。
我が家にも光ファイバーを引くことができる時代になりました。
小生は、PC普及の初期の段階からパソコン通信に加入していました。
Niftyに加盟して、フリーソフトやフォーラムに参加して情報の収集や
情報交換をしていました。
パソコン通信時代の通信回線は、通常の電話回線にモデムを接続して
14.4KBPSのスピードで通信していたように思います。
送受信するデータもテキストが中心で、時々画像やプログラムを
ダウンロードしていましたが、接続時間を気にしながら利用していたこと
を記憶しています。
インターネットを使うようになってからは通信回線のスピードも
56KBPSにスピードアップされましたが、インターネットの画像は
それでも「じわっー」と顕われるという状態でした。
これは、我慢するとしても、問題なのは電話料金の支払いでした。
つなぎっ放して利用していると月間の電話料金が三万円を超えてしまい、
多いときには、五万円以上の月もありました。
■そして、ADSLの登場です。最初は1.5MBで、次に8MBと切り替え
ました。残念ながら、我が家は電話局からの距離が3.4Kmあります。
したがって、期待したようなスピードがでませんでした。
しかし、電話料金は劇的に低下しました。
一万円を超えることはなくなったのです。
ADSLは、一般家庭でのデータ通信環境を劇的に変えてしまいました。
常時接続で、使い放題で、固定料金で、低価格での高速通信が可能と
なったのです。
このADSL普及のきっかけを作ったのは、ヤフーBBの孫社長です。
ヤフーBBは、顧客情報の大量流出で信用失墜問題を引き起こしました。
しかし、今日のブロードバンド時代の到来を加速させた立役者です。
世の中の仕組みを大きく変えるためには、常に「仕掛け人」「ザ・マン」
といわれる人の存在があるのです。
■ところで、ADSLは、電話局との距離やハード・ソフトの条件により、
実際のスピードは一定ではありません。
12MBとか24MBとかの表示どおりのスピードが保証されるわけでは
ありません。
そこで、小生もスピードアップのためにのハード・ソフトの手当てを
いろいろと試みてみました。
いろいろやりましたが、結局は2MBを超えることはできませんでした。
その後、ADSLの提供商品は、12MB、24MB、40MBと
サービスのスピードをあげていますが、小生の自宅の環境では無理
との判断をしました。
工事代金無料キャンペーンを利用して光ケーブルに切り替えました。
NTT東日本のBフレッツ100MBというサービスを受けることに
なりました。
期待していたのは、10MB以上のスピードでした。
しかし、契約したニューファミリータイプでは、一本のケーブルに
複数のユーザーが接続されるために、利用状況によりスピードは変動します。
それでも、安定的には5MBのスピードは確保できているようです。
これだけのスピードがあればWebの閲覧には問題なし、大量のメールの
送受信にも問題なしということです。
全く快適なインターネット環境が個人ベースで実現する時代になったのです。
■IP統合通信網の構築へ
個人レベルでブロードバンド通信が活用されるということは、当然企業の
情報通信システムにも影響があります。
音声での電話利用分野でもIP電話というデジタル方式が普及しつつあります。
このIP電話も含めたIP通信総合ネットワークシステムの導入が
開始されています。
この分野の導入競争も激化しています。
企業内は勿論のこと、企業と企業の間、個人と企業、個人相互間の音声を含めた
情報通信事情は大きく変化しつつあります。
これらの低価格の高速情報通信システムの普及により新たなアプリケーションを
生み出すことになります。
■銀行のアプリケーションとしては、社内研修用に活用され、遠隔地での
TV画面を通じた研修が可能となっています。
また、在宅で銀行のフィナンシャルプランナーとお客様の間でPCを使い、
TV電話機能とデータ通信を組み合わせた、資産運用管理サービスも
可能になってきています。
■「ユビキタス社会」の実現へ
ブロードバンドのより一層の普及により、ますます便利で、いつでも、
どこからでもインターネット等の情報ネットワークにアクセス可能となる
「ユビキタス」と呼ばれる情報化社会が実現しつつあるということです。
このユビキタス社会では、いわゆる情報家電機器もネットワークに接続され
FS映画で視ていた社会に近づきつつあるということです。
■ブロードバンドネットワークとデジタル家電をベースとした情報家電の普及に
より、一般家庭でも加速度的に情報化が進展することになります。
これらの機器の普及は、中国や後進国により劣勢化してきた日本の製造業の
空洞化の歯止めになることが期待されます。
日本のメーカーの得意とする分野であり日本再生につながることを期待
したいものです。
長引く日本経済の低迷からの脱出に役立つことを期待したいものです。
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