■データ通信回線について
■はじめに
今回から、データ通信回線のはなしに移りたいと思います。
NTTの電話回線を利用したADSL回線は2004.2.13現在で
1千万世帯を突破しました。
ADSLの出現は、小生にとっては、全く信じられない技術です。
なぜなら、つい二三年前までは家庭に引いてある銅線の電話回線では、
56KBPSが最高のスピードでこれが限界であると信じていたからです。
それでも電話代を気にしながらインターネットに接続していました。
それが、今では、最高で40MBのスピードまでOKとのことです。
ADSLに関しては、ベストエフェクトということで、電話局からの
距離とかの条件により必ずしも期待するスピードはでません。
小生も、初物が好きなもので、早速1.2MBを申し込みましたが、
どうも期待できるスピードではありませんでした。
その後8MB、12MBとプロバイダーを乗り変えていきました。
結局、我が家の環境では2-3MBが限度ということになりました。
この間、スピードアップ用のソフトの購入、スピードアップのための
各種のパラメーター対策等をせっせとおこなってしまいました。
本末転倒なのです。
何のために速くしなければならないのかを
忘れてしまっていたのです。
技術に関心が向いてしまうと当初の利用目的を忘れて
しまいがちになります。
スピードアップのみに興味が傾いてしまいました。
随分時間の無駄をしたように思います。
そこで、ADSLに見切りをつけて、工事費無料の宣伝に乗せられ、
光ファイバーの100MBのBフレッツに乗り換えてしまいました。
NTTの光ファイバー通信ですので安心と思ったのです。
価格の安い、ニューファミリィータイプというのは、
何人かのユーザーとシェアするために100MBは無理です。
測定時間帯、測定方法にもよりますが、安定的には
我が家の場合には、4MBのスピードというところです。
時々は、10MB以上でることもありますが、稀です。
当初、回線開通時には、40MBがでており期待していました。
いざ本番となるとここまではでません。
一般家庭で、データ通信回線の高速化により、
具体的に何に使うかが問題です。
現状では、動画や映画を見るときの安定視聴のためには
速いほうが安心という程度の問題かも知れません。
それにしても、通信技術の進歩はすさまじいものがあります。
遡ると小生の過去の経験値からは9600BPS(9.6KBPS)が
限界だったはずです。これ以上は無理といわれていました。
PC通信が普及しはじめた時代には、電話回線を利用した通信は、
音響カップラーを利用したもので、1200BPS(1.2KBPS)。
そして、14.4KBPS、28.8KBPS、56KBPS
へとスピードアップされていきました。
これも脅威でした。なんでこんなになるのかとの思いがありました。
それがいきなり、ADSLの出現により、1.5MB 8MB
12MB 24MB 40MBとなってしまいました。
同じ電話回線を使ったデータ通信がどうしてこんな高速に対応できる
のでしょうか、われわれ素人には全く理解できません。
理論はともかくとして利便性を享受できているわけであり
ありがたいことです。
スピードよりもADSLは、固定料金というのが最大のメリットです。
常時接続しても、料金は一定というのは非常にありがたいことです。
電話代の請求書をびくびくしながら見なくてもよくなったからです。
ところで、話はデータ通信回線のスピードに戻ります。
1KBPSは、MBPSの1000分の1です。
9600BPSからMBBPS単位順で並べてみます。
0.0096 0.0144 0.0288 0.056
1.2 8 12 24 40 【MB・BPS】
こうやって並べてみると隔世の感があります。
そこで、小生の関与してきた、データ通信回線の歴史を
ふり返ってみたいと思います。
■バンキングシステムでのデータ通信回線の歴史
バンキングシステムの歴史に戻ります。
バンキングシステムを構成する要素として、
データ通信回線は不可欠のものです。
端末装置と遠隔地にあるコンピュータセンターを結んで
データのやりとりを行う手段としてデー通信回線が利用されます。
バンキングシステムで利用されたデータ通信システムの事始は
為替のテレックスオンラインシステムでした。
その後預金のオンラインが開発され、各種のオンラインシステムが
開発されました。
■昭和40年代
◇為替テレックスオンラインシステムの稼働
◇普通預金オンラインシステムの稼働開始
◇総合オンラインシステムの開発
■昭和50年代から昭和60年代
◇D-1回線の利用
◇9600BPSの電話FAXシステム
◇I-1回線による高速デー通信
◇48KBPSモデムの開発
◇48KTDMの開発
■平成になってから
◇高速パケット通信
◇ATM通信
◇IP統合通信
◇ ・・・
時代とともにバンキングシステムを支えてきた、
データ通信システムは、高速化をたどってきました。
次回からは、これらのトピックスに関して、
小生の経験談を中心に解説していきたいと思います。
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