■本部OA化に関して(続)
■本部OA化に関しての前回からの続きです。
日本語ワードプロセッサー導入初期の苦労話の続きです。
初期の日本語ワードプロセッサーは、文書が完成するとこの文書を保存するのに
8インチサイズのフロッピーディスクが使われていました。
文書が完成すると「保存」のキイーを押して文章をこの8インチフロッピーに保存
する必要がありました。
ところが、操作が慣れていないもので、文書を作成して、印刷が終わると安心して、
電源を切ってしまうという失敗を何回か経験しました。
せっかく長い時間をかけて入力した文書の保存を忘れてしまい電源を切ってしまうと
入力した文書がすべて消えてしまうことになります。
文書が完成していればそれでもよいのですが、修正が必要な場合には悲劇です。
最初から入力し直す必要がありました。
また、この8インチのフロッピーは取扱いを慎重にしないといけませんでした。
磁石に近づけたり、フロッピーのうえにものを落したりで磁気の表面に傷がついて
しまい入出力エラーを起こしてしまうことがよくありました。
保存しておいた多数の文書がすべて読めなくなってしまうということもありました。
いろいろと苦労したものです。
ところで、キーボードの入力方法ですが、皆さんはどんな方法を使っていらっしゃ
いますか。
現在のパソコンの日本語の入力方式にはローマ字変換方式とかな変換方式の二種類が
あります。
一般的にはローマ字変換方式を使っていらっしゃる方が多いかと思います。
ローマ字変換方式は英文字26文字だけの入力で英文タイプとの共通性とブラインド タッチが比較的容易なために推奨されている方式です。
私も英文字のブラインドタッチでのキー入力方式を練習しました。
英文タイプの入力訓練用の教科書を使い練習しました。
しかし、どうしても薬指と小指が旨く使えませんでした。
練習しているうちに指の筋がおかしくなり、腱鞘炎といわれる症状になりそう
でした。
このまま続けると危険と思いブラインドタッチは断念しました。
従って、今でもかな変換方式で入力しています。
ローマ字入力よりも入力文字数が半分でよいのと頭の中でローマ字を思い浮かべる
必要がありません。
頭に浮ぶひらがな文字を直接入力すればよいわけでこちらの方が自然に思えます。
私の場合にはこちらの方が自然であり、入力スピードも速いように思います。
文章を考えるスピードと入力するスピードを同期できるからです。
かな変換方式を使い、基本的には左右の人差し指一本ずつで入力しています。
この方法でも入力スピードには不自由はしていません。
外国映画等で外人の記者が両手の人差し指で相当の速さでタイプしているシーン
を時々見かけることがありましたがあのスタイルでこの文章も入力しています。
日本語ワードプロセッサーは、活字文字の清書マシンではありません。
日本語ワードプロセッサーは「シンキングマシン」であると考えています。
頭で考えていることを文章として吐き出していくための機械なのです。
潜在している頭の中の考えを顕在化させるための機械なのです。
文章を吟味・推敲することにより考えを深めることができます。
考えるスピードについてくるだけの入力スピードがあればよいということに
なります。
■ところで、仮名漢字入力方式にはいろんな方式がありました。
そのひとつに、富士通の日本語ワードプロセッサーのオアシスシリーズに採用された
親指シフト方式という特殊なキーボードを使う独特の入力方式がありました。
一時期は、仮名漢字入力がスピードアップするということでかなり普及しました。
しかし、パソコンとの共通化等の問題で結局は現行のJIS方式に統一されて
しまいました。
日本語ワードプロセッサーはその後低価格化・小型化が進み一般家庭にまで普及
しました。
一般家庭での利用方法はほとんどは年賀状印刷でしたが・・・。
最終的には、日本語ワードプロセッサーはパソコンに代替されてしまいました。
日本語ワードプロセッサーの本部業務での活用策に関してはいろいろなことを試み
ましたが別途機会があれば書いてみたいと思いますがここでは割愛いたします。
次回は、PC導入初期からPCネットワークの普及に至る過程について書いて
いきます。
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