■情報セキュリティー(2)
■今週のトピックス
今週は、衆議院選挙で、騒がしい限りですが、郵政民営化を引き金として
戦後日本の官民癒着の構造改革につながることを期待したいものです。
小泉首相に関しては、いろんな批判はあるものの、今回の「郵政民営化」に関しては、
優柔不断の経営者や政治家が多い中で、稀に見る「強いリーダーシップ」を発揮しています。
マスコミは、一時は、「マル投げ」ばかりで、
小泉さんのリーダーシップ不足を指摘していたのに、
今回の「郵政民営化」に関しては、「強すぎるリーダー」への反発論も指摘しています。
マスコミのいい加減さを感じさせます。
ところで、
われわれも、企業組織の中では、「英雄的リーダー待望論」や
「強いリーダーシップ」を求める傾向にある一方で、
強すぎるリーダーに関しては、「独裁者」「XX天皇」とかいい批判したものです。
強すぎるリーダーは、経営を活性化させると同時に、
反面では、組織を破壊に向かわせる危険を孕んでいました。
実際このような事例も身の回りに数多くあります。
しかし、組織運営において、「優柔不断経営者」「責任回避のリーダー」等ほど
始末の悪いものはありません。
どの時代、どの組織に於も、バランス感覚を備えた「強いリーダーシップ」が
求められていることだけは確かなことです。
話題は、変わりますが、
■自然の猛威の前には、人間の無力さを感じさせます。
大型台風14号は、九州地方に大きな被害を与えてしまいました。
「治水」という言葉を改めて考えさせられることになりました。
東京でも、杉並区の川が氾濫して、床上浸水が発生してしまいました。
どうも、最近の雨は、短時間に集中的に降るというのが、パターン化しているようです。
東京都が自慢する神田川の地下の貯水トンネルも、時間当たり50ミリが想定されていて、今回の集中豪雨は想定外とのことです。
自然防災対策としては、なにをどこまで想定しておくかは問題です。
想定以上の設備は、過大投資になります。
しかし、想定外の事象が発生すれば、大きな被害を招くことになります。
投資と効果の難しいバランスの問題です。
それと、米国のハリケーン「カタリーナ」のニューオリンズの被害も
想定外の大災害のようです。
「略奪、放火」、「感染症」・・・・。
常日ごろのうっ憤が破壊活動に結びついているのでしょうか。
地球温暖化の結果なのでしょうか、大きな自然災害が世界各国で発生しています。
親父の威厳や権威が失われ、世の中で怖いものは、
「地震・雷・火事・台風」ということでしょうか。
今回の集中豪雨、台風の被害に会われた方には、一日も速く復興されること
祈念いたします。
どうも前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題です。
「情報セキュリティー」をテーマとしています。
■情報セキュリティー(2)
■個人情報保護法施行後の2大事件について
ところで、個人情報保護法施行後に大事件が発覚しました。
「米国でのクレジットカード情報の漏洩事件」と
「続発する個別金融機関の顧客情報の情報漏洩」事件です。
概要は下記のとおりです。
■事件1 米国でのクレジットカード情報漏えい事件
米国でクレジットカードの情報4000万件が流出して、
日本で発行された提携クレジットカードにも影響し、
すでに6万8000件以上の不正使用の恐れがあるという事件でした。
米国の加盟店や米国のインターネットショップでクレジットカードで
買い物をしたカードの情報が盗まれたのです。
これは米国において、加盟店とクレジットカード会社を中継する
コンピュータネットワーク会社である「カードシステムズ・ソリューションズ」という会社
のコンピュータのデータベースに何者かが侵入して、
蓄積されていたクレジットカード情報を盗み出し、
この情報がインターネットを通じて販売されていたのです。
本来ならば、このネットワーク中継会社は、
加盟店とクレジット会社間の中継機能を司るだけで、
クレジット情報を蓄積する必要はないはず。
たとえ、中継記録をログとして一時的に保存するとしても
暗号化しておくべきであったのにこの管理体制にも問題があった
ということが判明しています。
従って、日本で発行されたクレジットカードでも、
米国内で利用したり、米国のインターネットショップでクレジット決済をした人の情報が
盗まれた可能性があるという訳です。
この盗まれた情報はインターネットを通じで販売され、
このクレジット情報を買った人間が偽造クレジットカードをつくって
ショップで買い物したり、キャッシングサービスを利用して現金を引き出している
というのです。
また、インターネットショップを利用して物品を購入しているというのです。
実際に、米国では、大きな被害が発生しているようです。
日本では、クレジットカードのデータを中継しているCAFISのネットワークを
運営しているNTTデータの米国版の会社からクレジット情報が盗まれたと
言えば解りやすいかもしれません。
NTTデータさんには、万全なセキュリティー対策をお願いしたいものです。
【三井住友VISAカードが事件発覚後公表した被害額】が、公開されています。
VISAカードで 漏洩対象15,774件の内、93件/1,224万円
マスターカードで 漏洩対象 1,128件の内、5件/36万円
ということで、被害は比較的少なくて済んだようです。
会員はカード会社の保険がありますので、実質的な被害はゼロですが。
クレジットカードの利用に関しては、気をつけたいものです。
今後は、引落し明細にも≪【注意】≫を払いたいものです。
次の事件の「金融機関の情報漏洩事件」については、次回に続きます。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
【編集後記】
今回も、ながながとした文章になってしまいました。
いよいよ、日曜日は、衆議院選挙です。
国民は、「小泉流のリーダーシップ」を支持するのでしょうか。
郵政民営化を必然と考えているのでしょうか?
テレビの前で、徹夜になりそうですが、結果が楽しみです。
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