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2005.09.01

■情報セキュリティーの原点

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 ★☆★☆★☆★☆★☆★【IT維新・刮目先端技術編】★☆★☆★☆★☆★
           旧【IT維新・温故知新技術編】 ★☆★☆★☆★☆
                          
                  IT維新研究所 代表 石原誠一郎
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■随分、ご無沙汰いたしておりました。

皆さんは、お元気でいらっしゃいますか?

この夏は、本当に暑い夏でした。

地震の多発、大型台風の上陸等と天災の恐ろしさを実感しました。

そして、「郵政民営化」「政権交代」をテーマとしての衆議院の解散
等といろいろなことがありました。

この【IT維新・温故知新技術編】も4月14日に、61号を発行して
しばらく休刊としていました。

いろいろと思うことがあり、「ネットビジネス」や「ビジネスブログ」
について、あれやこれや試行錯誤しておりました。

これらの件に関しては、別途改めて、失敗・成功談を含めて、お話しする
機会があるかも知れませんが、本題に戻り、【IT維新・温故知新技術編】
を継続していきたいと思います。

テーマもIT技術に拘らずに、日々感じたこと等に関しても気楽に書いていきたいと
思っています。

今後ともよろしくご愛読ください。

ところで、復刊?第一号として、「情報漏えい問題」について考えてみました。

銀行のキャッシュカードの偽造問題、米国でのクレジットカード情報の
漏洩事件、続々と露呈された「金融機関」の個人情報漏洩事件と
2005年4月1日から施行された「個人情報保護法」以降に続発した事件です。

「個人情報」の重要性に関しては、言うまでもありません。

「個人情報」が漏洩することにより、この情報を悪用され、気づかないうちに
多大の被害をこうむることになります。

そこで、「個人情報保護法」に纏わる話題として「情報セキュリティー」に
ついて考えてみたいと思います。

■「情報セキュリティー」に関して

2005年の4月1日より施行された「個人情報保護法」を契機として
ますます「情報セキュリティー」に関しての関心が高まってきました。

しかしながら、いざ、企業内で対策を考えるとき、具体的に何をどうしたら
よいかというご質問を受けることが多いのです。

「情報セキュリティー」に関しての、セミナーやコンサルビジネスが、
活発化したり、各種のハードやソフトウェアが
「情報セキュリティービジネス」として活性化しています。

セミナーやコンサルでは、「総論」は解るが、具体的にどうすればよいのかは、
必ずしも明確にはなりません。

それは、各々の企業でビジネス環境が異なっているために、個別企業、
個別の職場での「個々の対応」が必要だからです。

ソフトやハードに関しても、一部の機能をカバーしているだけであり、
すべてのリスクを回避できるものはありません。

従って、どこのなにを重視すべきかにより、選択すべきハードやソフトは、
個別企業別、個別職場ごとに異なるということです。

■「情報セキュリティー」の原点

そこで、そもそも「情報セキュリティー」とは何かについて原点に
立ち返って考えてみたいと思います。

金融機関、なかでも銀行は、セキュリティーに関しては、
強固な体制を持つ組織であり、「情報セキュリティー」に関しても
厳格な取り扱いを守ってきたはずです。

これは、内部の人間もそう信じていたし、
外部からもそのように見られていたはずです。

「個人財産」の安全な金庫番として、
「信用と信頼」を売り物としてきた企業イメージを作り上げてきたからです。

しかしながら、近年多発する、キャッシュカードのスキミングによる
預金の盗難事件や顧客情報リスト等の紛失や盗難事件により、
その「信用と信頼」がぐらつきはじめてきました。

全く嘆かわしいことと思います。

そこで、「情報セキュリティー」に関して、初心に立ち返って、
考え方を整理してみたいと思います。

■「情報=マネー」という考え方

ところで、「情報」とは何かについて改めて考えてみましょう。

企業の中には「種々雑多な情報」が存在します。

企業経営に必要な各種の計数、人事に関する情報、特許に関する情報、
そして、最も重要なものは、「お客様に関しての情報」です。

特に、「個人のお客様に関しての情報」は、プライバシー保護の視点からも
最【重要】情報ということになります。

この「個人に関する情報」が外部に持ち出されることにより、
「信用と信頼」を失うことになるだけでなく、実質的な損害賠償のための出費を
伴うことになります。

即ち、今や「企業活動に伴う各種の情報」は、「情報=マネー」という概念で
捉えるべき時代となってきているのです。

即ち、「情報」は「マネー」と同様に、いやそれ以上に貴重な財産として
管理・保持すべき対象であるということです。

大切なことは、どの「情報」がマネーに値するのかを識別することが第一歩であり、
そして、この「情報=マネー」として「認識」された「情報=マネー」を
如何に「安全に保持」できるかの対策を考えればよいのです。

「マネー」=「現金」ならばこれをどうすれば安全に保持できるかを考えることは
比較的容易なことです。

「現金の安全化」に関しては、われわれ人間は生まれたときから、
「お金は大切なもの」という生活習慣を身に付けさせられているからです。

「お金を盗まれないようにする」ことに関してのノウハウは、
大小の差はあれ、誰でもが身に付けていることなのです。

そこで、「情報=マネー」という視点から「情報セキュリティー」対策を考えれば、
比較的容易に対応策を考えうるのです。

職場で現金を机の上に置きっぱなしにはしません。

普通の人なら、職場の引き出しの中に現金をいれたまま、机の鍵をかけずに
帰宅することもない筈です。

現金を車の座席に置きっぱなしにして車から離れることもないはずです。

言い換えれば、「情報」を「マネー=現金」と考えていないから、
重要な顧客リストや顧客情報を記録したパソコン等を机の上に置いたまま帰宅し、
盗難にあったり、電車の網棚に置き忘れたりするのです。

「情報」の価値を「マネー=大金」として「認識」する習慣を身に付けることが
重要ということです。

この「意識改革」が重要と思います。

身に付いた、習慣を変えることはなかなか難しいことですが・・・。

次回も引き続き、「情報セキュリティー」に関して書いていきます。

【編集後記】

久しぶりの発刊で、少々緊張しました。

どうしても、文章が長くなってしまいます。

皆さん、お忙しいので、できるだけ、短く、ポイントだけをを心がけて
いるのですが・・・・。

ところで、

天高く馬肥える秋、食欲の秋、味覚の秋といいます。

しかし、最近は、肥満は大敵ということで、ダイエットブームです。

食べても太らない料理が流行しているようです。

できるだけ肉を食べない、油ものを食べない、甘いものを食べない、塩分控えめ、
・・・・

考えてみれば、われわれの小中学時代(昭和30年代)の生活を
思い出せばよいのではないでしょうか。

当時の朝食、昼食、夕食を思い出せば、日本食の原点である「粗食」に
戻ることが、「健康維持」の秘訣ということになるのではないかと思います。

まだまだ、残暑が続きますが、お互いに、健康にだけは留意したいものです。

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                  IT維新研究所 代表 石原誠一郎
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