◆ウエブ進化論(5) ウィキペディアについて
◆随分ご無沙汰してしまいました。
もう今日は、1月の25日となってしまいました。
遅まきながら、
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は、新年早々、小事件がありました。
私の書いていたブログが突然消失してしまったのです。
最初は、システム障害で一時的なものと考えていたのですが、
そうではなかったようです。
無料のブログだったのですか、このブログの禁則事項に不注意で触れて
しまったようで、営々と気づいていた情報が一瞬にして消失して
しまいました。
大ショックでしたが、無料でいろいろと楽しませていただいたので
止むなしということで初心に立ち返って、各種のブログの機能比較等
をおこなっていました。
ブログにもいろいな便利な機能があるようです。
ブログも当初のころよりは進化しています。
ところで、本日のテーマですが、
ウィキベディアというオープンソース系の百科事典を
ご紹介したいと思います。
■ウェッブ進化論(5)
ウィキペディア(Wikipedia)について
◆はじめに
文章を書いたり、人と話をしていて疑問を感じるときがあります。
こんな疑問を解決する手段として頼りになるのが、辞書や百科事典です。
勿論、市販されている紙ベースの辞書や何種類もの辞書や百科事典を
収録した小型の電子機器を利用するのもよいでしょう。
または、インターネットの端末で検索エンジンを利用して、
疑問となる「キーワード」で検索することにより、必要な知識を
得ることができます。
その中でも、特に有益と思われるのが、無料で利用できる
百科事典である『ウィキペディア(Wikipedia)』があります。
この『ウィキペディア(Wikipedia)』の存在をご存知ですか?
「ウィキペディア」は、自由に利用できるウエブ上の無料サービスの
百科事典です。
現在、「ウィキペディア」の日本語版には約286,703本の記事が
収録されています。
現在でも、記事の数は増え続け、記事の内容も日々進化している
百科事典なのです。
この「ウィキベィア」の特徴は、記事投稿の趣旨に賛同すれば、
だれでもが記事を編集したり、記事に自分の知識を追加して
新たな記事として投稿することができます。
即ち、ボランティアで、「百科事典」の編纂にも参加できる
仕組みになっています。
一般に販売されている百科事典のように、権威のある編集者が存在し、
この編集者と協力者のチームにより作成されるものとは、
本質的に異なる作成過程の百科事典です。
◆【百科事典の歴史】
伝統的に百科事典は、『ブリタニカ』などでよく知られるように
あらゆる分野のトピックを扱う総合的な百科事典と、
『薬学百科事典』・『哲学百科事典』などのように特定の専門分野
に関連する項目を網羅する専門百科事典があります。
そして、情報提供のメディアとしては、20世紀末頃までは書籍が主流で、
それ以降は書籍以外にも、
電子辞書(携帯型の専用装置で内蔵のICに記録されたもの)、
CD-ROM/DVD-ROM、メモリーカード、ウェブとさまざまな形態での提供が
行われてきました。
今回紹介している「ウィキペディア」は、ウェブ上の無料の百科事典
の代表的な例です。
しかも、この「ウィキペディア」については、作成過程が従来の
伝統的な方法と異なるために、有用性・倫理性について賛否両論の
意見が提出されています。
しかし、実務上、大きな問題になる事象は発生していないようで、
「不特定多数の知を集約し、清濁混合で形成」される百科事典として
大きな存在となりつつあるのです。
このプロジェクトは2001年1月15日に英語版で開始され、
各国の言語で同様の活動が続けられています。
前述したように、日本語版では現在までに約286,331の記事が、
書かれています。
次から次へと人々が記事を加筆・修正し、百科事典としての
質を向上させつづけています。
記事は共有物なので、参加者が変わっても成長し続けることが
できますので、将来地上で最も優れた百科事典になる可能性もあります。
◆【「ウィキペディア」開発の経緯】
「ウィキペディア」の「Wiki」は、Ward Cunningham氏が「WikiWikiWeb」
というWebサイトで使っていたプログラムが原型となっており、
同氏がこれを公開したことから、多くのWikiクローンプログラムが
作成され、様々な環境に移植され、フリーソフトウェアとして
配布されており、簡単に入手して導入することができます。
ちなみ、「Wiki」はハワイ語の「Wikiwiki」が語源で、
「速い」「急ぐ」「形式張らない」といった意味だそうです。
「ウィキペディア」は、2001年にアメリカで始まったプロジェクトですが、
以来、世界各国の言語版が作られ、2006年6月の時点で229言語に
拡大されています。
同じテーマの記事がそれぞれの言語版にありますが、それぞれが別々の
参加者によって執筆・編集されているので内容はそれぞれ独自の記事
となっています。
◆ 「ウィキペディア」の運営は、非営利団体がおこなっています。
「ウィキペディア」を運営しているのは、米国にある
「ウィキメディア財団」ですが、その資金は発起人である
ジミー・ウェールズ氏の(米Bomis社を通じた)提供が基盤となっており、
それに各国のユーザーからの寄付でまかなわれているのです。
この「ウィキペディア」と同様の趣旨と作成方法でいくつかの
【姉妹プロジェクト】が同時進行しています。
「ウィキメディア財団」の公式サイトには、ウィキメディア広報誌があり
財団情報(四半期報告など)を知ることが出来ます。
ご興味のある方は、アクセスしてみてください。
◆「ウィクショナリー」 - (多言語対応の Wiki 辞書・シソーラス)
◆「ウィキブックス 」- (多言語展開の Wiki 電子書籍・教科書)
◆「ウィキクォート 」-( 多言語対応の Wiki 引用句事典)
◆「ウィキソース」 -( ウィキペディアで使われているパブリックドメインな文章のコレクション)
◆「ウィキメディア・コモンズ」 -( ウィキペディアで使えるパブリックドメインな画像や音声のコレクション)
◆「ウィキニュース」 - (多言語展開の Wiki ニュースサイト)
◆「ウィキスピーシーズ」 - (生物種についての情報を集めようというプロジェクト)
等が【姉妹プロジェクト】です。
◆【有料サービスの百科事典のご紹介】
インターネットのウエブ上には、「ウィキペディア(Wikipedia)」以外
にも各種の百科事典が存在します。これらは、無料版と有料版がりますが、
代表的なものをリストアップすると、
【ネットで百科@HOME】、【msnエンカルタ百科事典】、
【JK:JapanKnowledge】等々があります。
◆【まとめ】
今回は、インターネットの進化の過程で進化し続ける、
「オープンコンテンツ」の「ウィキペディア(Wikipedia)」を
紹介しました。
インターネットの世界では、「オープン化」の流れが、OSの機能や
システム開発言語分野だけでなく、「コンテンツ」の分野にまで
拡がっています。
今後とも、いろんな分野で、「ウエブは進化」し続けています。
これらの新潮流が結果としてどのようなインパクトを与えるのか、
注目する必要があります。
【編集後記】
今年の冬は、暖冬ですね。
地球温暖化の進行により、世界中で異常気象が発生しているようです。
温暖化の影響は、気象だけでなく、生物の生息域の変化もあるようです。
蚊による熱帯の伝染病やいま話題の鳥インフルエンザも野鳥が
運んできたとか。
渡り鳥にも異変が起きているようです。
お互いに、省エネには協力したいものです。
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