« 2007年1月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年3月

2007.03.16

◆ウェブ進化論(7) システム部門の2007年問題

◆システム部門における2007年問題

【はじめに】

本年は、2007年。

予てからいわれていた、団塊の世代が大量退職する
2007年問題発生の最初の年です。

マスコミでもこの問題に関していろいろな特集を組んでいます。

テレビの番組でも特集番組があり、いろんな分野のいろんな世代の意見が
交錯しています。

団塊の世代の功罪織り交ぜての批判や自省もある一方で、競争を勝ち抜い
てきた強気の自信と自負心の強い世代でもあります。

なにしろ、昭和22年から24年にかけて、いわゆるベビーブーム時代に
生まれ、当時の人口の10%にも該当する約800万人がこの団塊の世代
であり、一斉に定年を迎えて、企業から大量退職することになるのです。

定年後の生き方は、様々ですが、社会的に大きな影響があることだけは間
違いのないことです。

団塊の世代の影響力は、いろんな分野へ大きな影響を与えています。

シルバーマーケットとしての新たな需要喚起として捉える、新たなニート
問題として捉える、熟年離婚問題として捉える、等々と切り口は様々です。

今回は、団塊の世代が、システム部門へ与える影響という極小化した視点で
この2007年問題について考えてみました。


【2007年問題の影響】

システム部門にとっての2007年問題の直接的な影響としては、ベテラ
ンのシステム要員が大量に退職することにより、システム部門の空洞化現
象が生じる懸念があるということです。

過去に、蓄積されてきたノウハウやスキルが後進に十分に伝承されないま
まにシステム部門の活動を継続していかねばならないということです。

最近のシステムは、大規模化し、複雑化しています。システムはネットワ
ークにより外部のシステムと24時間接続されて稼動しています。

特に、金融機関のシステムは社会インフラのシステムの一翼を担うように
なってきています。

このシステムに障害が発生すると影響範囲がひろく、数多くの利用者に迷
惑をかけることになります。

最近、金融機関のシステムのトラブルがちらちらと報道されていますが、
果たして、この背景に2007問題があるのかもしれません。

そこで、システム障害時の対応事例にスポットをあてて、2007年問題
の本質を考えてみたいと思います。

【障害発生時の対応策事例】

最新のシステムは、前述したようにシステムが大規模化し複雑化していま
す。

従って、このシステムに関わる人財も多様化しています。

関わる人間のが多いだけに、組織の分業化、人財の分散化・専門化が推進
されてきました。

そのために、全体を統括するには、相応の経験とスキルを必要となってい
るのです。

例えば、新たな制度変更に伴う、システムの仕様変更が発生した場合、ど
こに影響が発生するのかを十分に検討する必要があります。

システム仕様変更に伴う、プログラムの変更箇所の特定、仕様変更に伴う
テスト方法の計画と実施、仕様変更に伴っての正常稼動するかの検証・確
認作業、運用部門への引渡し、運用手順の変更、現場担当者への教育、利
用者への広報活動等々と対応しなければならない範囲は幅広く、多岐多様
と影響範囲は非常に大きくなっています。

従って、簡単と思われる仕様変更でも、時間とコストがかかり、システム
運用コストの肥大化を招いています。

ハードやソフトのコストは低減しているにも関わらず、システム運用コス
トは一向に低減せず、肥大化の一途を辿っているのです。

【障害発生時のシミュレーション】

具体的に障害が発生してしまったときの対応状況の概要をシミュレーショ
ンしてみましょう。

まず、第一段階は、障害発生の検知から始まります。

どうも、処理が正常に行われていないようだということの検知には、いろ
んなケースがあります。どこで、誰が検知するか、その結果をどのような
ルートで情報収集するかが問題になります。

コンピュータシステムは正常稼動しているように思っても処理が誤ってい
て、当該の顧客にしか分からない異常もあるのです。この場合には、お客
様の異常申告によりはじめて異常稼動を検知するわけで、一番やっかいな
障害です。

異常を気づくまでの間に、異常処理されるトランザクション(取引)が、
拡大していくからです。

この異常検知しからの対応をどうすべきかが問題になります。

障害の影響範囲は、障害の原因はどこあるのか、システムの機能のどの部
分を停止すべきか、障害復旧の方法は、障害の連絡の範囲は、関連各署へ
の対応方法の連絡は、・・・・

原因が判明してからも正常化のための方法手順はどするか、稼働中のシス
テム
を停止させるのか、停止させないで並行的に修復が可能か、・・・・

異常処理してしまったデータの修復をどうするのか、お客様への個別の連
絡はどのような方法で行い、連絡が確実に行われたかどうかの確認は、・
・・・

障害発生時のマスコミ対応は、関連官庁等への報告は、・・・・・

障害の復旧が完全に行われたかの確認方法は、再発防止対策の立案と実行
確認は、・・・・・・

簡単にリストアップしただけでも、様々なことに対応しなければなりませ
ん。

障害発生時の対応マニュアルは、一応つくられているものの、ケースバイ
ケースで対応しなければならないことは多いのです。

マニュアルどおりには対応できないケースの方が多いのです。


【対応能力の向上には、経験と勘と度胸が必要】

マニュアル以外の対応のためには、特殊な能力が必要となります。

これらの全体を統括するためには、いわゆるKKDといわれる、「経験と
勘と度胸」が必要なのです。

「経験」とは、やはり数を多くこなすことです。ありとあらゆる障害を体
験していることがスキル蓄積には必要なことです。

障害対応には、時限性が必須です、迅速な対応力には、「勘」を働かせる
必要があります。これも数多くの経験に裏づけられて、はじめて直感が働
くようになるのです。

そして、最後は「度胸」が必要です。この「度胸」とは、意思決定、決断
を必要とする局面があるということです。障害復旧過程でいくつかの代替
手段がリストアップされる場合があります。どの代替案を採用すべきか迷
うときがあります。こんな局面で必要なことが「度胸」です。優柔不断で
迷っていては、時間はどんどん経過していきます。障害の影響範囲はどん
どん拡大していきます。
迅速な意思決定が必要となります。正に、経験と勘に裏づけされた「度胸
」が必要となるのです。

これらのKKD(経験と勘と度胸)の三要素を後進に伝承することが重要
なのです。

しかしながら、これらのスキルとノウハウは、簡単に伝承できるものでは
ないのです。

幸いにしてというか、不幸にしてというか、最新のシステムは、基本的に
は安定稼動することになっています。従って、トラブル発生の確率は極め
て少なくなっているのです。

トラブルが発生するとベテランが活躍することになります。

時間的な余裕がなく、対応には時限性があるからです。

従って、若手は、手足となって障害復旧のための手足となって動くだけで、
全体を冷静に見渡している余裕などないのです。

この障害が発生したときが、ノウハウ伝承のチャンスなのですが、ついつ
いベテランが自ら対応してしまがちになりす。若手にすべてを任せて、本
人は横からアドバイスするという場面にはならないのです。

事態は緊急を要するのですから、当然のことかも知れません。

このことが、ノウハウ・スキルの伝承上の問題なのです。

【まとめ】

スキルや経験、ノウハウの伝承は、必須の条件です。

特に、障害時の対応方法は重要課題です。

ベテランと呼ばれる団塊の世代の人間には忍耐力が必要です。

あなたは、いずれは現場から離れるのですから、めったに発生しない障害
発生時には、絶好の教育訓練の実践の場です。

横でじっと我慢して、極力横から口出ししないことです。

がまんがまん、これが重要と思います。

【編集後記】

今回は、久しぶりの昔のことを思い出しつつ原稿化してみました。

相当旧い情報かもしれませんね。

現場を離れて、随分時間が経過していますから・・・・・。



| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2007.03.12

◆ウェブ進化論(6) 情報起業家について

◆ウェブ進化論(6)情報起業家と呼ばれる人種のこと

ご存知ですか?

こんな世界があるということを

それは、「情報起業家」の世界です。

ところで、

今年の冬は暖冬ですね。

梅も桜も開花が早まってしまいました。

そして、もう三月となってしまいました。

今回のテーマは、企業分野から若干はなれて、インターネットの世界での個人起業
家の話をトピックスにしてみたいと思います。

このことから学べることは、インターネットという「メディア」を有効に活用する
ことで既存のメディアにはない強力な販売力のある「ニューメディア」としての価
値を再認識できるということです。

普段聞きなれない言葉がでてくるかも知れませんが、このシリーズを読んでいただ
くうちに全体像が浮かびあがってくると思いますので、よろしくお付き合いくださ
い。よろしくお願いします。

さて、いきなりですが、図1をご覧ください。

 http://mybiz.cocolog-nifty.com/photos/banner/070310.gif

この画像は、2006.11.01から2007.03.10の売上報酬額の一覧
表です。

これは、インフォトップという情報商材を専門に販売している昨年11月に開店し
たばかりの情報商材の販売サイトでの売上ランキングです。

売上上位のトップ2は、いずれも一千万円以上の収入です。11月中旬の開店でし
たので、このデータ(三月十日時点)までの実質四ヶ月間の収入(売上ではありま
せん)です。

この上位二人はこのサイトだけで月収3百万円以上ということです。

アフィリエイターIDで検索エンジンで検索していただくと、各人のプロファイル
を知ることが可能です。この中の一位のハンドルネームの、infopubという人物像は
判っていますのでご紹介します。

 http://www.7daysp.net/infotop.htm 

を参照していただくとわかりますが、26歳の神奈川県横須賀市在住の青年です。

開店以来四ヶ月で1千5百万円以上の手取り収入ですから、月収400万円近い収
入です。

ここでの収入はアフィリエイト報酬ですから、他の人がつくった情報商材を紹介(
宣伝)して、その販売代行手数料としての収入です。

この青年は自分自身でも情報商材を販売していますので、この収入や他の収入を加
算すれば、月収5百万円以上の収入は確実であると推測されます。

この上位二人はダントツですが、それ以下も相応の収入があるということをご理解
いただけると思います。

これが最近話題となっている、「情報起業家」と呼ばれる人々の稼ぎの実態なので
す。

今回は、この青年を紹介しましたが、「情報起業家」と呼ばれる人々が多く存在し
ています。

インターネットというメディアを利用して、稼ぐノウハウを身に着けた人間の稼ぎ
の実情です。

彼らの経歴をみていると、元フリーター、元ニート、元パチンコ店員、元ダンプ運
転手、現役の学生、OL、主婦等々で月収100万円以上の稼ぎ手は多数存在して
いるのです。

在宅で、パソコンとインターネットを利用して、時間の自由を謳歌しながら自営業
として月収100万円以上の収入です。

インターネットというメディアとアイデア次第で普通のサラリーマンでは考えられ
ない時間的な自由と十分な収入を得ているのです。

興味のある方は、次の情報商材サイトにアクセスしてみてください。

インフォトップ、インフォカート、インフォストァ、インフォスタイル等の有料商
材の専門サイトをアクセスしてみてください。

どんな情報がどの程度の価格で販売されているかが分かると思います。

インターネットの世界では、ホームページ、メルマガ、ブログ、SNS(ソーシャ
ル・ネットワーク・システム)、等々のツール(メディア)を利用することにより、
既存のメディアにない強力なパワーを個人でも創生しうるということであり、これ
らのメディアを利用して稼ぐノウハウが存在するということです。

次回からは、これらの具体的なメディア等をテーマに今インターネットの世界で起
こっている個人の「情報起業家」のノウハウ等も紹介してみたいと思います。

ところで、

本年2007年はいわゆる「団塊の世代」が大量に会社人間を卒業することになり
ます。

田舎に住み農業を、島に移住して魚釣りして、自給自足の生活を・・・・。ボラン
ティア活動に専念、大学入学して勉強のし直し、いろいろなセカンドライフ(?)
の生き方があります。

セカンドライフを「情報起業家」として、再出発することも可能なのです。

【編集後記】

このマガジンを発行開始したのは、2004年2月5日だったようです。

発行開始して、三年以上も経過してしまいました。

最初のころは、定期的に発行していたのですが、最近は不定期になってしまいまし
た。

これからも不定期ながら時々のトピックスについて書いていきたいと思います。

この間、いろいろなことがありました。

いろんな人との出会いがありました。

今回採り上げた、「情報起業家」の何人かとも会食をしたこともあります。

本当に普通のどこにでもいる青年なのです。

しかし、彼らの月収がサラリーマンの役員クラスの給料を得ているのです。

パソコン一台と高速通信回線のみの設備投資だけで、これだけの稼ぎがあるのです。

ちょつとしたアイデアとこのアイデァをしつこく追求し続けることにより、サラリ
ーマンでは考えられない収入を得ることに成功しています。

だれにでもできるというわけではないのかも知れません。

しかし、われわれも一寸だけ努力すれば、インターネットをツールとして収入を得
ることは可能なのかも知れません。

人生は長いです、われわれシルバー族も第二の人生の場として参入したいものです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2007年1月 | トップページ | 2007年6月 »