◆ガンブラーウィルスにご注意を
新型のウエブウィルス「ガンブラー」にご注意
【はじめに】
前回に引き続き、新型ウィルスをテーマにしたいと思います。
新型ウィルスといっても、風邪のインフルエンザの話ではありません。
現在、ウェブ上で猛威をふるっている「ガンブラー」という
コンピュータウィルスのことです。
読者の中には、自分とは直接関係ないと考えていらっしゃる方も多いかと
思いますので、敢えてどんなサイトが改ざんされているのか
具体的なサイト名をリストアップしてみました。
そして、心当たりの方は、早急に自己防衛なさることをお奨めします。
【改ざんされたサイトの具体例】
コンピューターウイルス「ガンブラー」やその亜種による
ウェブサイトの改ざんが増え続けています。
改ざんを公表しているサイトをピックアップしてみると、
「別添リスト」のようになります。
これらのリストは、サイトで公表されている一部のリストに過ぎません。
リストアップしていて、こんなにも数多くの大小のサイトが、
このウィルスに犯されているという事実を知って自分でも驚いています。
正直なところ、ここまで、幅広く広がっているとは思ってもいませんでした。。
これまでは、企業中心だったターゲットが自治体や大学、独立行政法人など
のサイトにも拡大していることを確認していただけると思います。
勿論このリスト以外の数多くのサイトが「ガンブラーと亜種」に
犯されている可能性があます。
更に、個人で運営しているサイトも数多くあり、
感染に気づいていない場合が多いと思われます。
皆さんの中で、このリストにアクセスした方もいらっしゃる方も
おられると思います。
心当たりのある方は勿論ですが、心当たりのない方もインターネットに
アクセスするPCの状況を自己診断され早急に対策をなさることをお奨めします。
【新型ウエブウイルスの特徴】
新型のタイプでは、従来型と違い、サイトを改ざんするだけでなく、
クレジットカード番号等を盗む仕組みが加わるなど、
犯罪の意図が明確になってきています。
ウイルス対策会社「カスペルスキーラブスジャパン」(東京)の調査では、
このタイプの改ざんは、昨年の12月24日以降、国内380以上のサイトで
確認されたそうです。
改ざんを受けたサイトは、前述したリストの中にあるように、
JR東日本やホンダ、ハウス食品などの大企業のホームページも
次々に被害にあっています。
国内で少なくとも3500サイトで感染が確認されているとのことです。
JR東日本で約5万人、ホンダで約5千人、ハウス食品では約1万2千人に
感染の可能性があるというのです。
ガンブラー・ウイルスによる被害は、ハッカーがウイルスなどを使って
企業のホームページ管理用のIDとパスワードを入手し、
そのホームページを改ざんすることから始まります。
改ざんされたホームページは、アクセスしたユーザーを
別の不正なホームページに誘導し、
さまざまな目的を持ったコンピュータウイルスをアクセスしたパソコンに
勝手にダウンロードさせてしまいます。
改ざんされたウエブサイトからダウンロードされるウイルスは、
今後、個人の銀行の口座番号やパスワードを盗むような、
より悪質なものが加わってくる可能性は大です。
金銭的な被害が発生するのは時間の問題です。
【感染源と感染防御策は】
◆ウェブサイト制作会社が感染源か
改ざんされたサイトを分析したところ、
同一の制作会社が運営しているサイトがみつかったとのことです。
大手企業は、ウェブの制作・変更はすべて制作会社に委託しているケースが多いのです。
従って、ウェブサイト制作会社が感染源になっている可能性が高いといわれています。
ガンブラーはウェブサイトの更新に使われるFTPというソフトのID・パスワードを
盗み取ってホームページを改ざんします。
改ざんされたサイトは、どこかでFTPのID・パスワードを盗まれていたのです。
◆防御には、単なるウイルス駆除ソフトでは駄目
ガンブラーはパソコンの設定ファイル(レジストリ)を書き換え、
ネットワークに流れるデータを監視しており、
データの中からFTPのID・パスワードを収集して外部に送信する仕組みとなっています。
もし感染に気づかないままでいれば、常にFTPのID・パスワードが犯人側に
送信されてしまう仕組みになっているのです。
ウィルス駆除ソフトを導入しているから安心というわけではありません。
なぜなら、ウイルス対策ソフトのウィルス検出用のパターンファイルが、
ガンブラーの亜種を早期には検知できないからです。
亜種が登場するスピードが速すぎて、
パターンファイルの作成が追いつかずに感染の検知・駆除がむずかしいのです。
ガンブラー対策のためには、
「URLフィルタリング機能」の付いたウイルス対策ソフトを導入する必要があります。
ご自身のPCに導入されているウィルス対策ソフトをチェックしてみてください。
◆フラッシュプレーヤー、アクロバットリーダーなどは最新に
PCには、基本ソフト以外にいろいろなソフトが導入されています。
これらのソフトは最新バージョンに常にアップデートすることが重要です。
マイクロソフトオフィス、アドビフラッシュプレーヤー、
アドビアクロバットリーダー等のソフトは常に最新バージョンに更新しておきましょう。
◆詳細情報は、サイバークリーンセンターにアクセスしてください。
サイバークリーンセンター(CCC)は、
総務省と経済産業省が連携して運営している国のボット対策プロジェクトですが、
ガンブラーやボットの感染を防ぐために、
各種ソフトを最新バージョンに保持する方法を、詳しくまとめています。
このページを参考にPCの設定をしておけば、ウェブサイトからのウイルス感染の確率を減らすことができます。
【まとめ】
今回は、新型のウェッブウイルスについてその危険性と防御策に関しての
情報を取り上げました。
日常的に身近にアクセスしているサイトが、ガンブラーウィルスに犯されていて、
これに気づかずアクセスして、自分のPCもウィルスに犯されてしまい、
IDやパスワードが盗まれてしまうということになります。
前回は、「トロイの木馬」というウィルスを紹介しましたが、
今回は、「ガンブラー」です。
サイトに忍び込み、アクセスしたPCにウィルスを感染させ、
個人情報を盗みとってしまうといういろいろな「新型ウィルスとウィルスの亜種」
が蔓延してきています。
しかも、ウィルスの目的が金銭の盗み出しということも最近の傾向です。
インターネットサイトにアクセスする場合には、
アクセスするPCのウイルス対策は十分であるのか、
最新バージョンのソフトをインストールしているのか
の自己点検が必須条件ということを肝に銘じる必要があるということです。
【別添】改ざんされたウエブサイトのリスト
オーク情報システム、サロンドグレー/クレッセント、日本血液浄化技術学会、日本大学歯学部同窓会、日本アクションラーニング協会、おかやまファーマーズ・サウスヴィレッジ、日本LPガス協会、首都圏システム開発、ゾロOFFICIAL WEB SITE、降秦商行、ひめの矯正歯科、すまいる歯科、カグー、プラザスタイル、西日本企画サービス、さくら亭、経営戦略研究所、アルゴノート、インターメディカル、ミュージックグリッド、IGOAMIGOホームページ、あゆみ共同保育所、テイクス、福水グループ、ケイバ、ピーツーワンソフト・インコーポレイテッド、アルテサロンホールディングス、ゴギャン展2009公式サイト/NHKプロモーション、エコルート、フランスベッド、リーダー電子、SDM、雇用・能力開発機構 大阪、ワイドレジャー、エヌイーホールディングス、フェザー、淺川鍼灸整骨院、遠鉄百貨店、海老名第一ビルディング、武市ウインド名古屋、林原グループ、wazacule、ハート&カラー、ムーンスター、東急ステイサービス、エムエスティ保険サービス、三栄コーポレーション、サイバーエージェント、ハウス食品、東京財団、データリンクス、京王電鉄、ピロング、恵那バッテリー電装、ナショナル・クリエイターズ・カンファレンス、大学図書館問題研究会、、モロゾフ、民主党東京都総支部連合会、ローソン、検索エンジンMooter、デジタルマガジン、ディズニー、信越放送、FX為替情報検索、野村ビルマネジメント、京成トラベルサービス、本田技研工業、JR東日本、ラジオ関西、東京大学大学院教育学研究科、中小企業基盤整備機構、札幌市公園緑化協会、仙台国際交流協会、
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