ウェブ進化論

2009.06.18

◆「クラウドコンピューティング」でITコストの削減は可能か?


「クラウドコンピューティング」でITコストの削減は可能か?


◆はじめに

今回は、「クラウドコンピューティング」について考えてみたいと思います。

IT業界は、新たな新造語を数多く作り出す業界です。

この「クラウド」という言葉は、日本語に訳せば「雲」のことです。
インターネットの世界では、「ウェッブ」が「くもの巣」や「網の目」を
イメージすること同様に、コンピュータパワーを「雲」に例えて、
はるか遠くのもやもやしたイメージの概念を表現しているように思えます。


◆クラウドコンピューティングとは

このクラウドコンピューティングとは、インターネットに接続された、
コンピュータパワーを利用するIT活用の新動向です。

ITの機能を、電気やガス、水道、電話等の公共的なサービスと同様に、
コンピューターパワーを利用しようというものです。

IT利用の歴史を振り返ると、ITの利用形態は、常に「集中と分散」を
繰り返してきました。

コンピュータが世に出たころは、企業が自前でコンピュータを購入することは
考えられず、TSS(タイムシェアリングシステム=時分割利用システム)
という利用形態が普及しつつありました。

大型のコンピュータを端末を通して、共同で利用するという形態です。
TSSサービスを提供する会社が数多くあり、利用者は、
利用した分だけこの会社に利用料金を払うという仕組みでした。

その後は、コンピュータも徐々に低価格化が進み、先進的な企業では、
自前のコンピュータを持ち、自前のコンピュータシステムを構築していきます。
当然のことながら、自前のコンピュータセンターを持ち、自前のシステム開発・
運用要員を抱えていきました。
企業のビジネスや経営に役立つシステムの開発競争が始まったのです。
この過程で、ミニコン、オフコンが登場し、中小企業のIT化も推進されていきます。

そして、更には、IT技術の進歩は、パソコンとインターネットの登場により、
中小零細企業でも、個人でも手軽にコンピュータパワーを利用できるようになって
きたのです。

この進歩の過程では、コンピュータパワーの利用形態として、集中処理方式、
分散処理方式等の試行錯誤のシステム開発が繰り返されてきました。

そして、最新動向として、集中方式による「クラウドコンピューティング」への関心が
高まってきているのです。

1960年代後半に利用されていたTSSサービスと類似の利用形態が、
40年ぶりに復活しつつあるという印象があります。

勿論、当時の技術と現代の技術には、「雲泥の差」があります。

端末や回線のスピードも比較にならないほどの高性能、高速化しており、
利用できるコンピュータパワーも超強力なパワーを持っています。

「クラウドコンピューティング」は、インターネットというネットワーク技術基盤を
ベースに、自前のコンピュータを持たずに、第三者の提供するコンピュータパワーを
共同で利用し、IT開発コストや運用コストを低減させようという意味合いがあります。


「クラウドコンピューティング」は、従来から存在する
「ネットワーク・コンピューティング」、「ユーティリティコンピューティング」、
「SaaS」等のコンピュータの利用形態の延長線上の利用形態と考えても
差し支えありません。
決して、目新しいものではありませんが、新時代の新たなIT利用の形態として
注目されています。


◆クラウドコンピューティングの特徴

クラウドコンピューティングで使用される技術は、利用者とサービスを提供する企業
のコンピュータと標準化されたインターネット技術により接続されるのが普通ですが、
専用のプロトコル、ソフトウェア、ハードウェアを必要とするものもあります。

クラウドコンピューティングでは、ハードウェア・ソフトウェアの提供に限らず、
データベース・ソフトやビジネス・ロジックやユーザインタフェース、セキュリティ、
バックアップ、災害対策システムまでを総合的に提供しています。

業務処理に関しては、標準的なアプリケーションパッケージを利用するのが
基本ですが、ユーザ独自のニーズに合わせてカスタマイズや、独自のアプリケーション
を開発することも出来るようになっています。

自前でコンピュータシステムを開発、運用する方法に比較して、
ITに関わる関連コストの削減や、システムの開発期間の短縮が可能となることが
期待されます。


◆クラウドコンピューティングの問題点

クラウドコンピューティングは、いい面だけではありません。

いくつかの問題点も指摘されています。

コンピュータシステムを自前で保有し、カスタマイズや運用変更もできる場合と
比較すると、アウトソーシングによるコンピュータ利用により、
システムはブラックボックス化が進み、同業他社とのシステム面での差別化が困難で、
突然の変更に対応できないリスクも発生する可能性もあります。

基本的にはすべてのデータがクラウドコンピュータ側の雲のかなたに集約され、
蓄積されているため、海外のコンピュータサービスを利用する場合には、
重要データが海外のセンターに持ち出されることが問題になることもあります。

ピーク日、ピーク時には、利用者からの処理要求が集中して、
リスポンスの悪化現象が発生する事例も報告されています。

また、クラウドコンピュータサービス会社の経営不振による倒産や
サービス終了などでクラウドコンピューティングパワーを
利用できなくなってしまうリスクもあります。

この場合には、サービスを利用している企業の経営活動に重大な影響を
与える可能性もあります。


◆まとめ

IT技術や利用形態の変遷の歴史を振り返れば、いろんなことがありました。

企業活動の時代背景とコンピュータテクノロジィーの進歩に伴い、
ITの利用形態も多種多様の利用形態が存在します。

今回採り上げた、「クラウドコンピューティング」は、
筆者がはじめて企業に就職して取り組んだTSS技術の導入形態に遡ります。

歴史は繰り返すといいますが、40年前のコンピュータの利用形態と類似の形態が
再び現代に蘇ってきたような印象があります。

自前でコンピュータを持つ時代から、アウトソーシング、共有化、共同利用化等
の時代を経て、電力や水道、ガスのようなユーティリティーサービスとしての
利用形態へと変化してきているのです。

この新たな「クラウドコンピューティング」の利用形態は、
長短・リスクを十分に吟味した上で利用しすれば、
ITコスト削減効果のある方式となりうるものと思われます。

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2009.01.28

◆i-Phone 使用実感 「百文は一触に如かず」

【はじめに】

今年になってはじめての投稿となります。

米国から発した金融不況が、全世界、全産業に大きなインパクトを
与えています。
軒並み、優良企業が赤字決算を発表しています。
円高による輸出産業の不振から、臨時雇用者のカット、更には正社員の
退職勧奨等と失業者問題が大きな課題となってきました。

米国では、黒人初のオバマ新大統領の登場です。
変革(CHANGE)を米国民が求めているのです。
今までの産業構造も大きく変化してきています。
従来の路線からの離脱が必要な時代に突入してきたのです。

ところで、急に話題が極小的になりますが、昨年の暮れから、
アップルのi-Phoneを利用しています。

このi-Phoneは、従来のITの常識を超える機能が組み込まれています。
そこで、今回はこのi-Phoneの利用体験について報告します。

【百文は一触に如かず】

ところで、皆さんは、当然 i-Phoneをご存知ですよね。

アップル社が全世界的に販売している携帯電話です。
日本では、ソフトバンクモバイルが販売しています。
携帯電話ですから無線で会話ができればよく他に機能は不要
という考え方もあります。
しかし、日本の携帯電話会社は携帯電話の多機能化に注力してきています。
メール機能、ブラウザー機能、ワンセグ機能、電子マネー機能等々
を順次追加してきています。
そういう意味では、携帯電話の世界でも日本はガラパゴス化している
ともいわれる特異な進化を遂げています。

しかし、今回のi-Phoneは、今までの日本の携帯電話会社の路線とは
一線を画すものです。

タイトルに「百文は一触に如かず」という耳慣れない言葉を使いましたが、
このi-Phoneは、文章や言葉でいくら説明しても説明尽くせないのです。

触れてみてはじめてこのi-Phone の特徴を実感できるのです。
文章での説明では限界があるのを承知でこのi-Phoneの使用実感を
報告したいと思います。

◆購入の経緯
さて、個人的なことですが、私自身は携帯電話に関しては、
既にドコモの携帯をドコモの発足以来利用しています。
機種に関しても、バッテリーの寿命がくる一年か二年のサイクルで
新機種に更新し続けてきました。
初期の携帯に比べ最新機種はカメラ機能をはじめ各種の機能が搭載され
大きく進化してきています。
携帯の進化の歴史を個人的にも実際に体験しています。

従って、今回のi-Phoneに関しても昨年の発売時に関心を抱いたものの
品不足で予約待ちの状況だったので敢えて購入する必然性も感じず、
そのままになっていたのです。

携帯に限らずPADや電子手帳等もいろいろと購入し試してきましたが
どうも今一歩で、最初だけですぐに飽きてしまい長続きしないのが現実でした。

ところが、昨年の12月に知人がこのi-Phone を持っており実物を見て、
デモをみてその快適な操作状況を知ってしまったのです。
この時点で、はじめて従来の携帯電話やPDAとは全く異なるものである
ことに気づいたのです。

そこで、早速電気量販店に飛び込みました。

初期ブームも終わり在庫ありの状態であったために
どちらかというと衝動買い的に購入してしまったのです。

今まで、いろいろと購入してきた電子機器がもう一歩と
感じていたのですが、このi-Phoneに関してはある種の
ショックを感じました。

従来の携帯電話やPDAとは異なるものだったのです。

具代的になにがどう違うのか?

はじめに述べたように「百文は一触に如かず」です。

触れて操作していただくのがベストなのですが・・・

【なにが従来の携帯電話と異なるのか】

◆新テクノロジィーの採用

このi-Phoneには、新たな新技術が数多く組み込まれています。
この一端を列挙してみます。

●キーボード
iPhoneにはキーボートがありません。
タッチパネル式のソフトウェアベースのキーボードです。
入力が必要な時にだけ必要なキーボードが表示されます。
キーは21か国語で入力できます。
流石、グローバル企業ですね、アップルは。

操作は簡単です。
画面をタップするだけの簡単操作で入力可能になっています。

●無線機能
iPhoneは3G、Wi-Fi、EDGEネットワークに対応した無線機能があります。
これにより高速でインターネットに接続可能になります。

更に、Bluetooth機能も搭載されており周辺機器との接続も、
ワイヤレス接続が可能となっているのです。

●マルチタッチの画面
大き目のマルチタッチディスプレイに指先だけですべてを
コントロール可能になっています。
この画面の動きは実際に触れて見なければ表現できないほど
快適なヒューマンインターフェイスになっています。

アルバムをめくるように、写真をフリックして、
つぎつぎとスクロールできます。

二本の指先でWebページの一部を自由自在に拡大、縮小することもできます。

ストレスのない画面のコントロールが指先を使うことで
操作可能となっているのです。

反応スピード速く、イライラを感じさせません。

その他、画面コントロールに数々の快適化のための独自の技術が
組み込まれています。
画面の動きが従来のPCとは異なり、ごく自然に動くのです。

これは、実際に触れてみなければ実感できませんが・・・

●GPS
GPS機能も搭載されており、現在地をすばやく確認できます。
グーグルアースやグーグルストリートとの連動も可能ですし、
地図と航空写真による経路のナビゲーション機能も付加されています。

●加速度センサー
内蔵の加速度センサーで向きを感知し、表示方向を自動的に縦から横に等
と切り替えてくれます。

●環境光センサー
太陽の下や明るい部屋ではディスプレイを自動的に明るくし、
暗い場所にいる時は明るさを落とします。

●近接センサー
電話機能を利用する場合、i-Phoneを持って耳に近付けると
近接センサーがディスプレイの電源を切って、
画面のボタンに誤って耳が触れるのを防ぎます。

どうしてこんなことが可能なのか簡単には理解できないのですが・・・

◆その他の豊富なアプリケーションの数々
i-Phoneは、i-Podの機能も搭載しており、i-tunesから好みの音楽を
ダウンロードできます。
更に、Apple-storeに接続することにより各種のアプリケーションや
ゲームソフト等をダウンロードできます。

また、You-Tubeの動画も簡単に楽しむことが可能です。

PCと同様のサファリというブラウザーが組み込まれておりPCと同様の
インターネットアクセスが可能となっています。

【まとめ】

いろいろと書いてみましたが、書き尽くせません、やはり文章では限界です。

是非、このi-Phone触れていただきこの新端末の斬新性を体感して
いただきたいものです。
このi-Phoneには、PCと同様なアクセスを可能とするサファリという
ブラウザーの搭載により、携帯電話とPCの繋ぎの機能も果たしているのです。

このi-Phonekテクノロジィーは、今後のIT機器の方向性を示すものと
実感しています。

IT機器の新たな革新を示唆しているものと思います。

ITに関わる人には今後のIT機器の方向性を見極める意味でも
実体験をお奨めします。

【編集後記】

時代は確実に変化しています。
従来の、自動車産業やIT産業は大きな体質改善を要求されています。
従来正しいと考えていたことが必ずしも正しくないのです。

新たな時代には、新たな発想が必要です。

新たな発想で、新たな行動を実践できるということが、
新たな時代の荒波を乗り越えるための条件となります。

今年は、いろいろな分野で将来展望を明確にして、
この展望に向かっていくことが必須の条件です。

お互いに知恵を出し合って、明るい未来を築いていきたいものです。

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2008.10.07

◆新ブラウザーの「グーグルクローム」をご存知ですか?


10月になり、随分涼しくなってきました。

世界的には、米国発の金融恐慌の嵐が吹き荒れています。

株価が世界的に暴落しています。

この影響を受けて、実態経済の先行き不況の予感があります。

またまた、大変な時代に突入していきます。


ところで、しばらくぶりの投稿になりますが、今回は、グーグルの新たな動きについて、

報告したいと思います。

「グーグルストリート」「グーグルドキュメント」「グーグルクローム」を最近利用しています。

初めての方は、グーグルのサイトでお試しください。

各々に関しては、別途ご報告したいと思いますが、今回は、最も重宝しているグーグルの

新ブラウザーの「グーグルクローム」についてご紹介したいと思います。

【グーグルクロームについて】

インターネットで情報の検索や情報の閲覧をするためのツールである「グーグルクローム」を

皆さんはご存知でしたか?。

この新ブラウザーはベータ版ということですが、スピードも速く、スイスイと動きます。

インターネットの利用がより快適になります。


【グーグルという会社】

ところで、グーグル社は、創設10周年になる米国の急成長中の新興企業です。

検索エンジンサービスの提供からスタートして、地球全体の精密な衛星写真を提供する

グーグルアースや動画の共有サイト提供会社であるユーチューブ社を買収したり、

等々と次から次に新戦略・新サービスを提供し続けている会社です。

検索エンジンでは後発ですが、有名なヤフーと比較しても大きな成長を続けています。

2007年度の決算資料で比較するとグーグル社は売上高で165億94百万ドル、

純利益42億4百万ドルに対して、ヤフー社は売上高が69億69百万ドル、

純利益が6億60百万ドルとなっています。

売上高で2.38倍、純利益で6.37倍もの格差となっているのです。

日本では、検索エンジンと言えばヤフーですが、海外では、圧倒的にグーグルということなのです。

このグーグル社は、マイクロソフト社のワードやエクセル等の有償のオフィス商品に対して、

同様な機能のソフトを無償で提供しています。

このグーグル社がマイクロソフト社の提供する無償のインターネットエクスプローラーと

競合するサービスソフトを提供開始したのがこの「グーグルクローム」なのです。

グーグル社の戦略についてはいろいろなことが憶測されていますが、

今後の動向に着目しておく必要があります。

【ブラウザとは】

ところで、ブラウザという言葉がはじめてという方もいらっしゃるかも知れませんので、

簡単に説明します。

皆さんの多くは、マイクロソフト社のウインドーズのパソコンを利用して、

インターネットにアクセスしていらっしゃると思います。

大部分の皆さんがお使いのブラウザが、マイクロソフト社の「IE」即ち、

「インターネットエキスプローラー」です。

最新のバージョンは、IE-7ですが、このバージョンでは「タグ」機能というのが

追加されています。

このタグ機能をご存知ですか?十分に活用なさっていらっしゃいますか?。

小生は、以前から数種類の「タグブラウザ型」のブラウザを使い分けていました。

その中でもっとも通常に利用しているブラウザが、「Firefox」というブラウザです。

インターネットを利用していて、次々に、画面を開いていく場合は、

このタグ機能を利用すれば、画面が開くたびにタグが増えていくだけで、

このタグを選んでクリックすれば、すぐに元の画面に戻ることができます。

複数の画面を開きながら情報収集する場合には、快適に画面をコントロールしながら

利用することが可能なのです。

使い慣れるとブラウザにはなくてはならない機能のひとつが「タグ機能」です。

このタグ機能も含めて、更に使いやすく動作をスピードアップさせたものが

「グーグルクーロン」ということかと思います。

どのブラウザを利用するかはインターネットを快適に利用するための重要な要件なのですが、

一般的には、あまり関心をもたれていないのが現実とは思います。

この機会に関心をもっていただけたらインターネットをもっと快適に使いこなすことが

できると思います。


【ブラウザの重要性について】

インターネットを職場において利用する場合では、必要とする情報を検索したり、

利用者間でチャットしたり、電子メールで情報交換したりと、ほかの人と共同で

仕事を円滑に進めていく場面で、さまざまなシーンでブラウザを利用しています。

また、個人的な利用のために、オンラインショップでショッピングしたり、

オンラインバンキングを利用したり、ニュースを読んだり、

知人と電子メールのやり取りする場合と、私たちの生活にブラウザは欠かせないツールと

なっています。

われわれは、公私の場面において、ますます多くの時間をインターネットで

時間を費やすようになっています。

公私にわたって、インターネットなしでは、不便を感じるような時代となってきているのです。

15年前に初めてインターネットが登場したときには、想像すらできなかったような

使い方ができるようになってきました。

インターネットは、シンプルなテキストのみのページばかりが提供されていた時代から、

画像や動画は勿論のことリッチでインタラクティブなアプリケーションを利用する

システムへと進化を遂げています。

その進化の過程で発表されたのが今回の「グーグルクローム」というブラウザということです。


【グーグルクロームの特徴】

グーグルクロームは後発ということもあり、従来のブラウザの機能の長短を研究し尽くしての

ブラウザであるということです。

現時点では、ベータ版ということですが今後順次機能拡張されていくはずです。

詳細に関しては、実際に使ってみないと実感として理解できないものと思いますが、

使ってみての感想を簡単に記述しておきます。

目下は、使い込んでいる段階ですが、見た目のデザインはシンプルで使い勝手も

良好と評価できます。

動きも速く快適スムーズに動作します。タグ機能にも柔軟性があり、

タグの並べ替えも簡単に行うことができます。

また、従来から利用していたブラウザである「Firefox」からの移行もスムーズでした。

インターネットを利用する場合に優先されるのは、ホームページやサイトの情報の質や量であり、

利用できるアプリケーションの内容であって、ブラウザはそれらを動かすための

単なるツールにすぎません。

しかしながら、このツールにも関心をもつことによりインターネットの利用価値を

向上させることが可能と思います。

グーグルクロームの開発は始まったばかりです。

完成までには、まだまだ時間がかかるとは思いますが、より多くの便利な機能が

付加されてくるものと期待しています。


【まとめ】

今回のテーマは、常日頃意識の中になかった、ブラウザの話でしたので、

分かりにくかったかもしれません。

道具は、よい道具とそうでないものとでは、活用上で雲泥の差があります。

インターネットは時代とともに大きく進化しているのです。

なんとなく利用しているブラウザかも知れませんが、グーグルの提供する

「グーグルクローム」にトライしてみてはいかがでしょうか。

インターネットの新たな世界を発見できるかも知れませんよ。

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2007.07.01

◆ウエブ進化論(10) 情報起業家 その4

「情報起業家」について(その4)ブログの活用



情報起業家の研究を続けています。

今回もその続きです。

◆はじめに

今回も引き続き、インターネットが生んだ時代の寵児である「情報起業家」
について書いていきたい。
月収500万円を稼ぎ出す「情報起業家」の収入源は、インターネットを
利用した「メディアの有効活用」である。

インターネットで情報発信する方法には、いろんな手段がある。
「メルマガ」、「ブログ」、「ホームページ」、「SNS」、
「検索エンジン上位表示」等のノウハウを利用して、独自のメディアを
形成して情報発信して収入に結び付けている。

今回は「情報発信手段としてのブログ」について研究してみたい。


◆「ブログ」とは?

ブログの始まりは、英語圏のインターネットの世界で、自分が気になった
ニュースやウェッブサイトなどのURL(インターネットアクセスのための
アドレス)を、寸評つきで紹介したこととされる。

その後、Blogger、Movable Type(MTと略称)などのブログ作成用の
ツールが出現した。

このことにより、素人でもこのブログを利用して情報発信することが可能
となったのである。

イラク戦争の時には現地から発信・更新される「イラク情況の日記」が
話題となり、ブログの知名度を大きく引き上げる結果となった。

ブログ開設する場合には、広告付の無料のブログサービスサイトや広告なし
の有料のブログサービスがある。

また、レンタルサーバの一部を借りて、MT、WORKPLACE 等のソフトを導入
して、オリジナルのブログから情報発信することが可能となっている。

ブログの基本的な仕組みは、ブログのタイトルがあり、投稿する記事には、
記事ごとのタイトルがつけられ、投稿日時やカテゴリで投稿記事を整理、
分類する構造となっている。

これにより、情報が蓄積されていくことになる。

ブログの用途は広く、個人の日記的なものから、手軽な意見表明の場として
、時事問題などについて論説するものもある。

勿論、金儲けのノウハウや商品の使い勝手等について情報発信するブログも
存在する。

そして、ブログ独自の機能として、他人のブログの記事と自分のブログの
記事を結びつけるトラックバックという機能や他人のブログの記事に
コメントを書き込むことのできる機能などを通じてコミュニティーが形成
されることになる。

このコミュニティを指してブログ界 (Blogosphere) とも呼ばれる。

ブログの更新者は有名人から一般市民まで様々であるが、彼らブログの
更新者のことを一般にブロガー (blogger) と呼ぶ。


◆日本におけるブログ

日本ではブログという言葉は当初なじみの薄いものであったが、すでに
世界最大級の電子掲示板集合体2ちゃんねるやスラッシュドットの日本語版
があってコミュニケーションサイトとして浸透していた。



ブログという言葉が日本で普及する以前から、日本にはウェブサイトや
Web日記、個人ニュースサイトといったジャンルのサイト、およびそれに
付随するコミュニティが存在した。

このような背景から日本ではブログという言葉はサイトのジャンルという
よりも、ブログ向けのツールを使って作られたサイトを指すことが多い。

また、ウェブサイト作成ツールである「ホームページビルダー」などで
作成されたニュースサイトや日記系サイトが、より簡単なブログ用ツール
での作成へと移行するケースが多くなっている。

今現在の状況としてブログは日本でも市民権を得ており、最近では
人気タレントや政治家、その他著名人などによるブログも増加し、着実に
普及している。

2006年3月末の日本でのブログ利用者数は2539万人に達するという統計
データを総務省が発表している。


2005年から2006年にかけて2倍以上に増加しその数は2000万人を超えている
というITmediaの調査報道もある。

なお、ブログは、少しカスタマイズすれば普通のサイトとしての運営も可能
なため、更新の簡便性からもブログそのものをウェブサイトとしている事例
も多い。

更に、日本独特の進化を遂げたブログとして、携帯電話からの写真付投稿等
に対応したブログ(Mobile Blog)もあり、より一層普及に拍車をかけている。


◆ブログでどうやって収入を得るのか?

情報や商品を紹介することにより、紹介手数料(これをインターネット上
ではアフィリエイトという)を得ているブログ利用者も増えてきている。

また、企業も宣伝の為にブログを利用するケースも増えており、
ブログ利用者に対し企業が商品を提供し宣伝を書いてもらう広告なども
存在している。

ギャルブログ等では、企業がギャルモニターを集めて、商品を無料で提供して、
ブログブログで紹介してもらうという、「口コミブログ」を利用した
マーケティング手法にも利用されている。

英語圏ではこのような企業による「やらせブログ」のことを
Flog(Fake blog, Flipped blog)と呼称している。

アメリカでは、企業が個人になりすまして商品の宣伝広告を記事にしたこと
が判明し、2006年 12月、「やらせサイト」や「やらせブログ」に関して
規制する法案が連邦取引委員会に提出されるまでの騒ぎとなった事例もある。


◆まとめ

以上のように、「ブログ」というメディアで情報発信する。

この情報発信にアクセスが集まってコミュニティーが形成される。

このコミュニティーがビジネスのチャンスということになる。

ブログに広告バナーを貼ったり、アフィリエイト広告を貼ったりすることに
より、このサイトから購入に結びついた場合に紹介手数料が支払われる
仕組みができあがっている。

勿論、このブログを通じて、「有料情報」も販売する。

これらが「情報起業家」の収入となるということである。

インターネットは、このような個人の情報起業家を多数輩出している。

インターネットを旨く利用して稼ぐノウハウがここには存在する。


その他のメディアの、「ホームページ」、「SNS」、

「検索エンジン上位表示」等のノウハウについての説明は

次回以降ということに。


【編集後記】

情報起業家を見ていると、元ニート、元コンビニ店員、元トラック運転手、

元パチンコ店員・・・・・・・・・・・

いろいろな出身です。

しかしながら、彼らは、信じたことをコツコツと実行して、今の収入を得て
います。

現状から脱皮するために、寝食を忘れて努力していることも確かなようです。

何事にも、諦めず、コツコツと努力する。

これが秘訣です。見習う必要があります。

「ローマは一日にして成らず」です。


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2007.06.13

◆ウェブ進化論(9) 情報起業家 その3

「情報起業家」について(その3)

◆はじめに

「情報起業家」シリーズの三回目です。

引き続き、「情報起業家」が利用している「宣伝のためのメディア」に
ついて解説します。


◆個人の情報起業家の宣伝のメディアとしての「メルマガ」について

インターネットで広告宣伝する方法には、いろんな手段があります。

「メルマガ」、「ブログ」、「ホームページ」、「SNS」、
「検索エンジン上位表示」等のノウハウを利用して、独自のメディアを
形成して宣伝広告しているのです。

今回は「メルマガ」について解説します。


◆メルマガとは?

メルマガとは、メールマガジンの略語です。

インターネットのメール配信機能を利用して、あたかも新聞や雑誌のように
情報を配信するメデイァのことです。

インターネットのメールアドレスを収集して、このメールアドレスに情報を
配信します。
この情報配信の中に宣伝を織り込み収入源とするのです。

メールの配信方法に関しては、個人で独自のツールを利用して配信する方法
とメルマガ配信機能を提供する専門のサービスがあります。

この中でも、大手が「まぐまぐ」「melma」等のサービスです。

「まぐまぐ」の発行数は32,000誌、

「melma」発行数は57,000誌。

読者数については「まぐまぐ」は不詳、

「melma」は、4300万人とされています。

この数字をみただけでも相応のメディアであるということが理解できます。


◆「まぐまぐ」について

「まぐまぐ」は、分かりやすく言うとインターネットの本屋さんです。

現在、32,000誌が発行されています。

これらは、次のようなカテゴリー別に分類されています。

【カテゴリー】

    ニュース      ビジネス・キャリア      マネー
    語学・資格     インターネット・パソコン     生活情報
    行政・政治・地域情報       教育・研究       日記・ノンジャンル
    エンターテイメント     ファッション・美容     恋愛・結婚
    グルメ・レシピ     アート・文芸     スポーツ・アウトドア
    クルマ・バイク     旅行・おでかけ    

これらのカテゴリーの中から、興味のあるテーマのメルマガに、
自分の電子メールのアドレスを登録すれば、電子メールでいろいろな情報
を無料でとりよせることができます。

「 まぐまぐ」は、情報発信者と読者をつなげる仕組みで、登録も簡単で、
不要になれば簡単に登録解除可能な仕組みです。

登録、購読は、基本的には【無料】であり、【無料】で自分に有効な
情報・ノウハウを入手することが可能になります。

勿論、有料のメルマガもあり、この場合には、月間購読料を支払う仕組み
になっています。

◆どんな内容のメルマガが発行されているのか?

まぐまぐで発行されているマガジンの中で、ベスト20の内容を調べてみる
と、2007年5月の13日からの週刊総合順位は次のようになっています。

順位  発行部数 タイトル

1    242469    ビジネス芸術化を提唱する無料機関紙。平成・進化論。
2    155453    ビジネス発想源
3    128584    ネットで収入と自由な時間を手に入れる方法
4    123167    初心者でも株でしっかり月20万円!
5    121518    セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術
6    120426    メルマガ成功法~メルマガコンサルタントの稼ぐ思考
7    117752    やったあ!毎日5分でWEBクリエイターになれる!
8    116677    「山本塾」 ネットを使って月収を30倍にした方法
9    110256    ●●技川島の日刊インターネットビジネスニュース
10    107250    ネットで稼ぐ日給8万円情報商材ブログアフィリエイト
11    98742    毎日1分!英字新聞
12    97955    「マエストロ」の株式デイリーコメント
13    92994    デイトレで楽々ネット生活始めよう・資産有効活用
14    82547    勝率8割!IPO・セカンダリーで大儲け楽々投資法!
15    81974    押忍!インターネット起業家道場
16    79757    倒産経営者が語る 【実践から本音で伝える経営とは】
17    73378    毎日6秒!中学受験を成功へ導くマジックワード
18    72429    松井証券マーケットプレゼンス
19    72112    道幸武久の加速ビジネス塾
20    71397    成功者のベクトル

最大発行部数は「平成・進化論」」で、24万人超の読者がおり、
365日、毎日休まずに発行されているメルマガです。
2003.8.15の創刊発行以来1345号(2007.5.21)発行の実績となっています。

このメルマガを発行している鮒谷周史氏は、大手情報出版社で、
人材関連ビジネスのコンサルティング営業を経た後、外資系通信事業者
(アメリカ第二位の長距離通信事業者、ワールドコム社…現MCI)の
日本法人に移り、直販営業及びチャネル営業を経験。

その後、独立して、現在の仕事は、ヘッドハンティング&人事組織
コンサルタント かつ、中小企業向けコンサル&アウトソーシング業務を
手がけている人物です。

このメルマガからの収入の源泉は、メルマガへの広告掲載料です。

【広告掲載料金】
ヘッダー広告:178,500円、フッター広告:73,500円、
号外広告:357,000円(いずれも税込)
※(ヘッダー、フッターお申し込みの方は)編集後記の下に掲載の3行広告
、イチオシ広告 21,000円 がオプションで申し込み可能。

以上の内容となっています。

これらの広告掲載料がほぼ毎日の収入となっているのです。

「衝撃の勤務先倒産」からわずか2年で1億稼ぐという姉妹メルマガ
もあるので、現在の年収は五千万円以上になっていると推測されます。

個人の発行するメディアとしては最強のメルマガと言えます。

◆これ以外のメルマガ発行者のプロフィール

第二位は、弘中 勝氏でM&C研究所の代表。

PRマーケティング、PRコミュニケーションの研究・指導を行なう。
独特のPRマーケティングの手法で、多くのクライアント案件を
メディア掲載に至らしめており、本人もマスメディアに多く取り上げられて
います。今では、著書多数、講演・コンサルとして活動中。

第三位の田渕隆茂は、情報起業家として有名な人物です。
本人の書いたプロフィールを引用させていただくと、
関西の港町「神戸」出身神戸在住。1969年生まれ、妻と娘1人、
息子1人という家族構成。高校まで神戸の学校に通い、大学は関西学院大学
経済学部を4年と少しかけて中退。
その後、コーヒーのルート営業、賃貸不動産営業、パチンコ店店長など
様々な業界を経験。そして退職後、ネット通販を基本としたネットを介した
収入を中心に、本の執筆や雑誌の連載などこれもまた様々な仕事で活動中。

年収1000万円程度と控えめな数字を公表しているが、こんなものではないことだけは確かのようです。

更に、第九位の発行者は、「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の著者
川島和正のメルマガです。

本人の公表数字では年収五千万以上ということです。


◆まとめ

以上のように、「まぐまぐ」の発行者のプロフィールを簡単に紹介しただけ
でも、個人起業家の姿が漠然と浮かんできたかと思います。

インターネット言うメディアはこのような個人の情報起業家を多数輩出して
いるのです。

まだまだ、企業でのインターネットの活用策の工夫が必要ということを
学びたいものです。

その他のメディアの「ブログ」、「ホームページ」、「SNS」、「検索エンジン上位表示」等のノウハウについての説明は次回以降ということに。

【編集後記】

インターネットで稼ぐ「情報起業家」について、シリーズで採り上げています。

インターネットというメディアは、本当に強力なパワーを秘めています。

いろいろな「メディア」が開発され、この「メディア」を利用することにより、
個人でも稼ぐノウハウをいろいろと研究しています。

新たな「起業」の方法の一方法として興味があります。

こんごとも、いろいろとフォローしていきたいと思います。


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◆ウェブ進化論(8) 情報起業家 その2

「情報起業家」について(その2)

久しぶりの投稿です。もう六月になってしまいました。

東京は入梅前だというのに、真夏のような太陽が輝いています。

地球温暖化を、身近な問題として体感される今日この頃です。

さて、今回は、「情報起業家」シリーズの2回目です。


◆はじめに

インターネットが生んだ時代の寵児である「情報起業家」についての続編
です。

インターネットを利用して個人で月収百万円以上の収入を確保している
「情報起業家」(インフォプレナー)と呼ばれる人種についてです。

この「情報起業家」についてはシリーズ化して書いてみたいと思います。

今回からは、彼らのプロフィールとなぜ彼らが短期間で、どういう方法で
稼いでいるのかについての概要を探っていきたいと思います。

◆「情報起業家」とは

まず、「情報起業家」という言葉がはじめての方もいらっしゃるかも
しれませんが、「インフォプレナー」とも呼ばれています。
自分自身あるいは自社の成功ノウハウやビジネスツールなどを
電子ブック(e-Book)やCD、DVDなどの形態で販売する個人や
企業経営者を指します。
「インフォプレナー」はインフォメーション(情報、Information)と
アントレプレナー(起業家、Entrepreneur)を合成した造成語です。

これだけの説明では、イメージがはっきりしないと思われますが、
シリーズの中で順次解説していきます。

◆情報起業家のプロフィールについて

プロフィールはさまざまです。

元フリーター、元パチンコ店員、元トラックの運転手、元お笑い芸人、
専業主婦からの起業、中には現役学生も現存しています。

特徴的なのは、過去の学歴や経歴には直接的には関係のないということです。

インターネットという新たなメディアを旨く利活用するノウハウを実践する
能力をもっている人間が成功しているということです。

◆収入源はどこから?

彼らの収入源は多岐にわたっています。

インターネットオークションでの売買益、アフィリエイト報酬による収入、
e-Bookの販売代金、セミナー開催による収入、
会員制インターネット塾による収入、個別コンサルタント収入、
一般の書店に並んでいる本の印税等です。

上記の中で、ピーンと来ないものがあるとすれば、「アフィリエイト」
「e-Book」の言葉でしょう。

この二つについては、簡単に説明を加えておきます。

【注】「アフィリエイト」とは、

「商品」を自分のメディア(メルマガ、ブログ、ホームページ等)で
宣伝して、この結果として「商品購買」に結びつけて、
販売代理店手数料としての報酬を得る仕組み。
一般的には、アフィリエイト・サービス・プロバイダ(広告主と広告媒体
となるウェブサイトの開設者とを取り持つ仲介業者、略称ASP)と
呼ばれる業者が尊台します。
「リンクシェア」、「A8ネット」、「トラフィックゲート」、
「バリューコマース」、「JANET」、「アクセストレード」等の
仲介業者を通じて報酬を得る仕組みが出来上がっているのです。

また、通販アフィリエイトとしては、「楽天市場」、「電脳卸」、
等が代表的な存在です。
また、「アマゾン」や「インフォカート」、「インフォトップ」といった、
自社のサービスのみに絞った、独自のアフィリエイトプログラムもあります。


【注】「e-Book」とは

インターネット上にある電子書籍書店などのサイトから、必要なデータを
PC端末にダウンロードして読むのがこのタイプの一般形です。
データの形式としては、無料のAdobeReaderで閲覧するPDF形式が
普及しており、情報起業家の販売する「e-Book 」は
この形式です。作成のためには、PCとワードプロセッサーと
PDFファイル変換ソフトのみで作成できます。
作成原価は、作成者のノウハウと作成のための労力を除けば、
出版のための出費はゼロに近いといえるのです。




◆「情報起業家」の収入の基本的な構造

収入確保の方法は、収入源により各々異なることになります。

基本的には、インターネットという大きなメディアの中に、
「商品」を展示し、この商品を販売することにより「販売収入」を
得るということパターンです。

ただし、この「商品」と「商品の販売方法」がリアルの店舗と、
同様の場合とインターネット独自のものがあります。


「オークションでの収入」に関しては、説明不要と思いますが、
手持ちの商品や安値で仕入れた商品をインターネットのオークション市場
で販売して、売買差益で収入を得るものです。
Yahooオークション市場や楽天のオークション市場が有名です。

「アフィリエイト収入」の流れは、アフィリエイトサービスを仲介する業者
と契約して、代理店販売報酬を得る方法です。
アフィリエイトの原点は、インターネットの本屋さんで有名なアマゾン
にあるといわれます。
アマゾンで販売している本を自分のメディア
(ホームページ、メルマガ、ブログ等)で紹介して、この紹介が購買に
結びついた場合に、アマゾンから販売手数料が支払われる仕組みに
なっています。

楽天市場の場合には、楽天市場での購入に利用できる楽天ポイントですが、
同様のサービスを提供しており、これが販促効果を生み、楽天市場の
売り上げ増に貢献しているのです。

これ以外にも、アフィリエイト販売を仲介する
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)は、いろいろ存在
しています。これらのASPの取り扱う「商品」を紹介して、紹介手数料
を得ることができます。この手数料収入だけで月30万円、月50万円
と稼いでいる主婦や学生も存在すると言うことです。

「物販」の販売手数料は1%から40%以上と幅広のですが、
例え報酬が1%でもインターネットという広大なマーケットで販売すること
が可能となれば購買者の数も大きく、売り上げの金額も半端なものでは
ありません。
従って、大数の法則で報酬金額も相応なものになるということです。

更に、インターネット上の「商品」は、「e-Book」という形式で
売られることが多く、「情報商材」といわれる「ノウハウ・情報」は、
販売単価が一万円から五万円程度であり、このアフィリエイト報酬が
40%のものも少なくありません。

従って、平均的なアフィリエイト報酬1本1万円の「e-Book」を
月間30本売れば、月収30万円ということになるのです。

果たして、高額な「e-Book」がそんなに簡単に売れるものであろうか
という疑問を抱かれる方もあるかと思いますが、月間1000本から
2000本も売れるヒット商品も数多くあります。
従って、三万円の「e-Book」が一千本売れたケースの場合には、
売り上げが三千万円であり、アフィリエイト報酬率40%、
販売店手数料10%とすれば、「販売者」には、50%相当の
千五百万円単位の収入があり、「アフィリエイター」にも報酬率40%で
千二百万円、販売店にも三百万円からクレジット決済代金を差し引いた
収入が入ることになるのです。

従って、アフィリエイト収入と「e-Book」販売している
「情報起業家」が月収五百万円以上を軽く稼いでいるというのも納得できる
というわけです。

年収一億円以上の「情報起業家」が存在しているのです。

◆宣伝のメディアはなにか?

収入を得るためには、インターネットを宣伝媒体として利用する必要が
あります。

オークション等は市場が存在しており、その市場に買い手が
要求する商品を展示すればよいということです。

しかし、他の商品販売については、販売を促進するための「メディア」が
必要となります。

このメディアとしてインターネットを最大限利用するということです。

インターネットで広告宣伝する方法には、いろんな手段があります。

「メルマガ」、「ブログ」、「ホームページ」、「SNS」、
「検索エンジン上位表示」等のノウハウを利用して、独自のメディアを
形成して宣伝広告していくのです。

これらの各々の「メディア」についての説明は次回以降ということに。

【編集後記】

久しぶりの投稿ですが、インターネットの世界は、目まぐるしく変化して
います

「セカンドライフ」というバーチャル空間が話題となっていますが、
このバーチャルの世界で実収入を得ている人がいるということを知りました。

一昨晩の、「NHKのクローズアップ現代」で話題となっていました。

インターネットカフェでのホームレス生活者、インターネットの仮想空間での
収入を得ている人間。

同じ、インターネットの世界でも全く異なる利用法。

まったく、正反対の皮肉な現象ですね・・・・・・・。




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2007.03.16

◆ウェブ進化論(7) システム部門の2007年問題

◆システム部門における2007年問題

【はじめに】

本年は、2007年。

予てからいわれていた、団塊の世代が大量退職する
2007年問題発生の最初の年です。

マスコミでもこの問題に関していろいろな特集を組んでいます。

テレビの番組でも特集番組があり、いろんな分野のいろんな世代の意見が
交錯しています。

団塊の世代の功罪織り交ぜての批判や自省もある一方で、競争を勝ち抜い
てきた強気の自信と自負心の強い世代でもあります。

なにしろ、昭和22年から24年にかけて、いわゆるベビーブーム時代に
生まれ、当時の人口の10%にも該当する約800万人がこの団塊の世代
であり、一斉に定年を迎えて、企業から大量退職することになるのです。

定年後の生き方は、様々ですが、社会的に大きな影響があることだけは間
違いのないことです。

団塊の世代の影響力は、いろんな分野へ大きな影響を与えています。

シルバーマーケットとしての新たな需要喚起として捉える、新たなニート
問題として捉える、熟年離婚問題として捉える、等々と切り口は様々です。

今回は、団塊の世代が、システム部門へ与える影響という極小化した視点で
この2007年問題について考えてみました。


【2007年問題の影響】

システム部門にとっての2007年問題の直接的な影響としては、ベテラ
ンのシステム要員が大量に退職することにより、システム部門の空洞化現
象が生じる懸念があるということです。

過去に、蓄積されてきたノウハウやスキルが後進に十分に伝承されないま
まにシステム部門の活動を継続していかねばならないということです。

最近のシステムは、大規模化し、複雑化しています。システムはネットワ
ークにより外部のシステムと24時間接続されて稼動しています。

特に、金融機関のシステムは社会インフラのシステムの一翼を担うように
なってきています。

このシステムに障害が発生すると影響範囲がひろく、数多くの利用者に迷
惑をかけることになります。

最近、金融機関のシステムのトラブルがちらちらと報道されていますが、
果たして、この背景に2007問題があるのかもしれません。

そこで、システム障害時の対応事例にスポットをあてて、2007年問題
の本質を考えてみたいと思います。

【障害発生時の対応策事例】

最新のシステムは、前述したようにシステムが大規模化し複雑化していま
す。

従って、このシステムに関わる人財も多様化しています。

関わる人間のが多いだけに、組織の分業化、人財の分散化・専門化が推進
されてきました。

そのために、全体を統括するには、相応の経験とスキルを必要となってい
るのです。

例えば、新たな制度変更に伴う、システムの仕様変更が発生した場合、ど
こに影響が発生するのかを十分に検討する必要があります。

システム仕様変更に伴う、プログラムの変更箇所の特定、仕様変更に伴う
テスト方法の計画と実施、仕様変更に伴っての正常稼動するかの検証・確
認作業、運用部門への引渡し、運用手順の変更、現場担当者への教育、利
用者への広報活動等々と対応しなければならない範囲は幅広く、多岐多様
と影響範囲は非常に大きくなっています。

従って、簡単と思われる仕様変更でも、時間とコストがかかり、システム
運用コストの肥大化を招いています。

ハードやソフトのコストは低減しているにも関わらず、システム運用コス
トは一向に低減せず、肥大化の一途を辿っているのです。

【障害発生時のシミュレーション】

具体的に障害が発生してしまったときの対応状況の概要をシミュレーショ
ンしてみましょう。

まず、第一段階は、障害発生の検知から始まります。

どうも、処理が正常に行われていないようだということの検知には、いろ
んなケースがあります。どこで、誰が検知するか、その結果をどのような
ルートで情報収集するかが問題になります。

コンピュータシステムは正常稼動しているように思っても処理が誤ってい
て、当該の顧客にしか分からない異常もあるのです。この場合には、お客
様の異常申告によりはじめて異常稼動を検知するわけで、一番やっかいな
障害です。

異常を気づくまでの間に、異常処理されるトランザクション(取引)が、
拡大していくからです。

この異常検知しからの対応をどうすべきかが問題になります。

障害の影響範囲は、障害の原因はどこあるのか、システムの機能のどの部
分を停止すべきか、障害復旧の方法は、障害の連絡の範囲は、関連各署へ
の対応方法の連絡は、・・・・

原因が判明してからも正常化のための方法手順はどするか、稼働中のシス
テム
を停止させるのか、停止させないで並行的に修復が可能か、・・・・

異常処理してしまったデータの修復をどうするのか、お客様への個別の連
絡はどのような方法で行い、連絡が確実に行われたかどうかの確認は、・
・・・

障害発生時のマスコミ対応は、関連官庁等への報告は、・・・・・

障害の復旧が完全に行われたかの確認方法は、再発防止対策の立案と実行
確認は、・・・・・・

簡単にリストアップしただけでも、様々なことに対応しなければなりませ
ん。

障害発生時の対応マニュアルは、一応つくられているものの、ケースバイ
ケースで対応しなければならないことは多いのです。

マニュアルどおりには対応できないケースの方が多いのです。


【対応能力の向上には、経験と勘と度胸が必要】

マニュアル以外の対応のためには、特殊な能力が必要となります。

これらの全体を統括するためには、いわゆるKKDといわれる、「経験と
勘と度胸」が必要なのです。

「経験」とは、やはり数を多くこなすことです。ありとあらゆる障害を体
験していることがスキル蓄積には必要なことです。

障害対応には、時限性が必須です、迅速な対応力には、「勘」を働かせる
必要があります。これも数多くの経験に裏づけられて、はじめて直感が働
くようになるのです。

そして、最後は「度胸」が必要です。この「度胸」とは、意思決定、決断
を必要とする局面があるということです。障害復旧過程でいくつかの代替
手段がリストアップされる場合があります。どの代替案を採用すべきか迷
うときがあります。こんな局面で必要なことが「度胸」です。優柔不断で
迷っていては、時間はどんどん経過していきます。障害の影響範囲はどん
どん拡大していきます。
迅速な意思決定が必要となります。正に、経験と勘に裏づけされた「度胸
」が必要となるのです。

これらのKKD(経験と勘と度胸)の三要素を後進に伝承することが重要
なのです。

しかしながら、これらのスキルとノウハウは、簡単に伝承できるものでは
ないのです。

幸いにしてというか、不幸にしてというか、最新のシステムは、基本的に
は安定稼動することになっています。従って、トラブル発生の確率は極め
て少なくなっているのです。

トラブルが発生するとベテランが活躍することになります。

時間的な余裕がなく、対応には時限性があるからです。

従って、若手は、手足となって障害復旧のための手足となって動くだけで、
全体を冷静に見渡している余裕などないのです。

この障害が発生したときが、ノウハウ伝承のチャンスなのですが、ついつ
いベテランが自ら対応してしまがちになりす。若手にすべてを任せて、本
人は横からアドバイスするという場面にはならないのです。

事態は緊急を要するのですから、当然のことかも知れません。

このことが、ノウハウ・スキルの伝承上の問題なのです。

【まとめ】

スキルや経験、ノウハウの伝承は、必須の条件です。

特に、障害時の対応方法は重要課題です。

ベテランと呼ばれる団塊の世代の人間には忍耐力が必要です。

あなたは、いずれは現場から離れるのですから、めったに発生しない障害
発生時には、絶好の教育訓練の実践の場です。

横でじっと我慢して、極力横から口出ししないことです。

がまんがまん、これが重要と思います。

【編集後記】

今回は、久しぶりの昔のことを思い出しつつ原稿化してみました。

相当旧い情報かもしれませんね。

現場を離れて、随分時間が経過していますから・・・・・。



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2007.03.12

◆ウェブ進化論(6) 情報起業家について

◆ウェブ進化論(6)情報起業家と呼ばれる人種のこと

ご存知ですか?

こんな世界があるということを

それは、「情報起業家」の世界です。

ところで、

今年の冬は暖冬ですね。

梅も桜も開花が早まってしまいました。

そして、もう三月となってしまいました。

今回のテーマは、企業分野から若干はなれて、インターネットの世界での個人起業
家の話をトピックスにしてみたいと思います。

このことから学べることは、インターネットという「メディア」を有効に活用する
ことで既存のメディアにはない強力な販売力のある「ニューメディア」としての価
値を再認識できるということです。

普段聞きなれない言葉がでてくるかも知れませんが、このシリーズを読んでいただ
くうちに全体像が浮かびあがってくると思いますので、よろしくお付き合いくださ
い。よろしくお願いします。

さて、いきなりですが、図1をご覧ください。

 http://mybiz.cocolog-nifty.com/photos/banner/070310.gif

この画像は、2006.11.01から2007.03.10の売上報酬額の一覧
表です。

これは、インフォトップという情報商材を専門に販売している昨年11月に開店し
たばかりの情報商材の販売サイトでの売上ランキングです。

売上上位のトップ2は、いずれも一千万円以上の収入です。11月中旬の開店でし
たので、このデータ(三月十日時点)までの実質四ヶ月間の収入(売上ではありま
せん)です。

この上位二人はこのサイトだけで月収3百万円以上ということです。

アフィリエイターIDで検索エンジンで検索していただくと、各人のプロファイル
を知ることが可能です。この中の一位のハンドルネームの、infopubという人物像は
判っていますのでご紹介します。

 http://www.7daysp.net/infotop.htm 

を参照していただくとわかりますが、26歳の神奈川県横須賀市在住の青年です。

開店以来四ヶ月で1千5百万円以上の手取り収入ですから、月収400万円近い収
入です。

ここでの収入はアフィリエイト報酬ですから、他の人がつくった情報商材を紹介(
宣伝)して、その販売代行手数料としての収入です。

この青年は自分自身でも情報商材を販売していますので、この収入や他の収入を加
算すれば、月収5百万円以上の収入は確実であると推測されます。

この上位二人はダントツですが、それ以下も相応の収入があるということをご理解
いただけると思います。

これが最近話題となっている、「情報起業家」と呼ばれる人々の稼ぎの実態なので
す。

今回は、この青年を紹介しましたが、「情報起業家」と呼ばれる人々が多く存在し
ています。

インターネットというメディアを利用して、稼ぐノウハウを身に着けた人間の稼ぎ
の実情です。

彼らの経歴をみていると、元フリーター、元ニート、元パチンコ店員、元ダンプ運
転手、現役の学生、OL、主婦等々で月収100万円以上の稼ぎ手は多数存在して
いるのです。

在宅で、パソコンとインターネットを利用して、時間の自由を謳歌しながら自営業
として月収100万円以上の収入です。

インターネットというメディアとアイデア次第で普通のサラリーマンでは考えられ
ない時間的な自由と十分な収入を得ているのです。

興味のある方は、次の情報商材サイトにアクセスしてみてください。

インフォトップ、インフォカート、インフォストァ、インフォスタイル等の有料商
材の専門サイトをアクセスしてみてください。

どんな情報がどの程度の価格で販売されているかが分かると思います。

インターネットの世界では、ホームページ、メルマガ、ブログ、SNS(ソーシャ
ル・ネットワーク・システム)、等々のツール(メディア)を利用することにより、
既存のメディアにない強力なパワーを個人でも創生しうるということであり、これ
らのメディアを利用して稼ぐノウハウが存在するということです。

次回からは、これらの具体的なメディア等をテーマに今インターネットの世界で起
こっている個人の「情報起業家」のノウハウ等も紹介してみたいと思います。

ところで、

本年2007年はいわゆる「団塊の世代」が大量に会社人間を卒業することになり
ます。

田舎に住み農業を、島に移住して魚釣りして、自給自足の生活を・・・・。ボラン
ティア活動に専念、大学入学して勉強のし直し、いろいろなセカンドライフ(?)
の生き方があります。

セカンドライフを「情報起業家」として、再出発することも可能なのです。

【編集後記】

このマガジンを発行開始したのは、2004年2月5日だったようです。

発行開始して、三年以上も経過してしまいました。

最初のころは、定期的に発行していたのですが、最近は不定期になってしまいまし
た。

これからも不定期ながら時々のトピックスについて書いていきたいと思います。

この間、いろいろなことがありました。

いろんな人との出会いがありました。

今回採り上げた、「情報起業家」の何人かとも会食をしたこともあります。

本当に普通のどこにでもいる青年なのです。

しかし、彼らの月収がサラリーマンの役員クラスの給料を得ているのです。

パソコン一台と高速通信回線のみの設備投資だけで、これだけの稼ぎがあるのです。

ちょつとしたアイデアとこのアイデァをしつこく追求し続けることにより、サラリ
ーマンでは考えられない収入を得ることに成功しています。

だれにでもできるというわけではないのかも知れません。

しかし、われわれも一寸だけ努力すれば、インターネットをツールとして収入を得
ることは可能なのかも知れません。

人生は長いです、われわれシルバー族も第二の人生の場として参入したいものです。


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2007.01.25

◆ウエブ進化論(5) ウィキペディアについて

◆随分ご無沙汰してしまいました。

もう今日は、1月の25日となってしまいました。

遅まきながら、

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

今年は、新年早々、小事件がありました。

私の書いていたブログが突然消失してしまったのです。

最初は、システム障害で一時的なものと考えていたのですが、

そうではなかったようです。

無料のブログだったのですか、このブログの禁則事項に不注意で触れて
しまったようで、営々と気づいていた情報が一瞬にして消失して
しまいました。

大ショックでしたが、無料でいろいろと楽しませていただいたので
止むなしということで初心に立ち返って、各種のブログの機能比較等
をおこなっていました。

ブログにもいろいな便利な機能があるようです。
ブログも当初のころよりは進化しています。

ところで、本日のテーマですが、
ウィキベディアというオープンソース系の百科事典を
ご紹介したいと思います。



■ウェッブ進化論(5)
ウィキペディア(Wikipedia)について

◆はじめに

文章を書いたり、人と話をしていて疑問を感じるときがあります。
こんな疑問を解決する手段として頼りになるのが、辞書や百科事典です。

勿論、市販されている紙ベースの辞書や何種類もの辞書や百科事典を
収録した小型の電子機器を利用するのもよいでしょう。

または、インターネットの端末で検索エンジンを利用して、
疑問となる「キーワード」で検索することにより、必要な知識を
得ることができます。

その中でも、特に有益と思われるのが、無料で利用できる
百科事典である『ウィキペディア(Wikipedia)』があります。

この『ウィキペディア(Wikipedia)』の存在をご存知ですか?

「ウィキペディア」は、自由に利用できるウエブ上の無料サービスの
百科事典です。

現在、「ウィキペディア」の日本語版には約286,703本の記事が
収録されています。

現在でも、記事の数は増え続け、記事の内容も日々進化している
百科事典なのです。

この「ウィキベィア」の特徴は、記事投稿の趣旨に賛同すれば、
だれでもが記事を編集したり、記事に自分の知識を追加して
新たな記事として投稿することができます。

即ち、ボランティアで、「百科事典」の編纂にも参加できる
仕組みになっています。

一般に販売されている百科事典のように、権威のある編集者が存在し、
この編集者と協力者のチームにより作成されるものとは、
本質的に異なる作成過程の百科事典です。


◆【百科事典の歴史】

伝統的に百科事典は、『ブリタニカ』などでよく知られるように
あらゆる分野のトピックを扱う総合的な百科事典と、
『薬学百科事典』・『哲学百科事典』などのように特定の専門分野
に関連する項目を網羅する専門百科事典があります。

そして、情報提供のメディアとしては、20世紀末頃までは書籍が主流で、
それ以降は書籍以外にも、
電子辞書(携帯型の専用装置で内蔵のICに記録されたもの)、
CD-ROM/DVD-ROM、メモリーカード、ウェブとさまざまな形態での提供が
行われてきました。

今回紹介している「ウィキペディア」は、ウェブ上の無料の百科事典
の代表的な例です。
しかも、この「ウィキペディア」については、作成過程が従来の
伝統的な方法と異なるために、有用性・倫理性について賛否両論の
意見が提出されています。

しかし、実務上、大きな問題になる事象は発生していないようで、
「不特定多数の知を集約し、清濁混合で形成」される百科事典として
大きな存在となりつつあるのです。

このプロジェクトは2001年1月15日に英語版で開始され、
各国の言語で同様の活動が続けられています。
前述したように、日本語版では現在までに約286,331の記事が、
書かれています。

次から次へと人々が記事を加筆・修正し、百科事典としての
質を向上させつづけています。

記事は共有物なので、参加者が変わっても成長し続けることが
できますので、将来地上で最も優れた百科事典になる可能性もあります。

◆【「ウィキペディア」開発の経緯】

「ウィキペディア」の「Wiki」は、Ward Cunningham氏が「WikiWikiWeb」
というWebサイトで使っていたプログラムが原型となっており、
同氏がこれを公開したことから、多くのWikiクローンプログラムが
作成され、様々な環境に移植され、フリーソフトウェアとして
配布されており、簡単に入手して導入することができます。

ちなみ、「Wiki」はハワイ語の「Wikiwiki」が語源で、
「速い」「急ぐ」「形式張らない」といった意味だそうです。

「ウィキペディア」は、2001年にアメリカで始まったプロジェクトですが、
以来、世界各国の言語版が作られ、2006年6月の時点で229言語に
拡大されています。

同じテーマの記事がそれぞれの言語版にありますが、それぞれが別々の
参加者によって執筆・編集されているので内容はそれぞれ独自の記事
となっています。

◆ 「ウィキペディア」の運営は、非営利団体がおこなっています。

「ウィキペディア」を運営しているのは、米国にある
「ウィキメディア財団」ですが、その資金は発起人である
ジミー・ウェールズ氏の(米Bomis社を通じた)提供が基盤となっており、
それに各国のユーザーからの寄付でまかなわれているのです。

この「ウィキペディア」と同様の趣旨と作成方法でいくつかの
【姉妹プロジェクト】が同時進行しています。

「ウィキメディア財団」の公式サイトには、ウィキメディア広報誌があり
財団情報(四半期報告など)を知ることが出来ます。
ご興味のある方は、アクセスしてみてください。

◆「ウィクショナリー」 - (多言語対応の Wiki 辞書・シソーラス)
◆「ウィキブックス 」- (多言語展開の Wiki 電子書籍・教科書)
◆「ウィキクォート 」-( 多言語対応の Wiki 引用句事典)
◆「ウィキソース」 -( ウィキペディアで使われているパブリックドメインな文章のコレクション)
◆「ウィキメディア・コモンズ」 -( ウィキペディアで使えるパブリックドメインな画像や音声のコレクション)
◆「ウィキニュース」 - (多言語展開の Wiki ニュースサイト)
◆「ウィキスピーシーズ」 - (生物種についての情報を集めようというプロジェクト)

  等が【姉妹プロジェクト】です。

◆【有料サービスの百科事典のご紹介】

インターネットのウエブ上には、「ウィキペディア(Wikipedia)」以外
にも各種の百科事典が存在します。これらは、無料版と有料版がりますが、
代表的なものをリストアップすると、

【ネットで百科@HOME】、【msnエンカルタ百科事典】、
【JK:JapanKnowledge】等々があります。

◆【まとめ】

 今回は、インターネットの進化の過程で進化し続ける、
「オープンコンテンツ」の「ウィキペディア(Wikipedia)」を
紹介しました。

インターネットの世界では、「オープン化」の流れが、OSの機能や
システム開発言語分野だけでなく、「コンテンツ」の分野にまで
拡がっています。

今後とも、いろんな分野で、「ウエブは進化」し続けています。
これらの新潮流が結果としてどのようなインパクトを与えるのか、
注目する必要があります。

【編集後記】

今年の冬は、暖冬ですね。

地球温暖化の進行により、世界中で異常気象が発生しているようです。

温暖化の影響は、気象だけでなく、生物の生息域の変化もあるようです。

蚊による熱帯の伝染病やいま話題の鳥インフルエンザも野鳥が
運んできたとか。

渡り鳥にも異変が起きているようです。

お互いに、省エネには協力したいものです。



 

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2006.11.09

■ウエブ進化論(4) 一極集中化現象について


ご無沙汰いたしております。
朝夕は、すっかり肌寒くなってきました。
しばらく、メルマガを発信していませんでしたので、
最近、読んだ本を参照させていただきました。

「グーグル・アマゾン化する社会」 著者:森健 光文社新書

■ウエブ進化論(4)

「ウエブの世界が、大きく変化しつつある」ということで「Web2.0」という言葉が、
流布されています。前回は、「ロングテール」というテーマを採り上げてみました。
今回は、この概念に対極すると思われる「一極集中化」という概念に関してコメント
してみたいと思います。

インターネットの普及と一般化により、バーチャルの世界では、「ロングテール」分野
でもビジネスが成立することを「インターネット上の本のデパート」といわれる
「アマゾン」のビジネスのアーキテクチャーの一部として紹介しました。

しかし、ロングテール現象については、肯定的な面と否定的な面からの意見が
多いのも事実です。
ロングテールマーケットで成功する条件については、アマゾンのようなごく一部の
ヘッドかニッチな商品やサービスを扱う業者に限られるという意見もあります。

一方では、インターネットの世界では、確実に「一極集中化」が進んでいます。

インターネットの世界では、掲示板では2ちゃんねる、オークションではヤフー、
ニュースはヤフーかアサヒコム、ブログはライブドァ、SNSはミクシィ、
動画サービスはGya0かユーチューブ、オンライン書店はアマゾン、ショッピングは
楽天等という風に分野別に一極集中化が進行しているのです。
個々のサービスに関しての説明は割愛しますが、いずれもインターネット活用の人気
サイトです。

今回は「一極集中化」を促進している事例として、グーグルとアマゾンについて考察
してみたいと思います。

検索エンジンのグーグル、通販ショップのアマゾンが、他の類似機能を有するものを
制して、独占的な機能を提供し、ますます巨大化する現象が現出しつつあるからです。
そして、更に他の分野へも進出してくる可能性も大ということです。

なぜ、この二者が独占的な地位を占めるようになりつつあるのかについて考察して
みたいと思います。

■なぜグーグルは強いのか?

今までは、日本では検索エンジンといえばヤフーというのが定説です。
しかし、世界的には、グーグルが首位を占めています。

米国の調査機関によれば、米国では、53%、フランスやドイツでは、70%、
イギリスでは、80%が検索エンジングーグルの利用者ということになっています。

日本ではヤフーが50%以上を占めているということは稀有な例なのです。
ADSLのヤフーBB、動画配信、ヤフーオークションなどの各種のサービス提供
が影響しているものと思われます。

【グーグルの強み】

1)収入源は「アドワーズ」と「アドセンス」と呼ばれる広告収入。
2006年度中には1兆1500億円の売り上げを計上する巨大な広告代理店。

2)各種のサービスを無料で提供している。

3)サービスの拡張が順次行われている。

4)24時間365日、世界中のウエブデータを集め続けている。

【グーグルのアドワーズとアドセンス】
グーグルの収入源となっている、アドワーズとアドセンスについて簡単に説明して
おきます。
グーグルでキーワード検索してみると気づかれると思いますが、スポンサーと表示
されている部分が、検索上部と右のサイトに表示されます。
この部分にスポンサー広告を表示、この広告掲示費用が広告の収入源となっている
のです。
ここへの広告は、だけでも、簡単な審査だけで広告を掲示することが可能で、
広告価格も入札方式で表示の優先順位が決定されます。
そして、この広告費用はクリックされてはじめて発生するという合理的・民主的な
ルールになっています。

また、検索エンジンを利用しない場合でも、通常のウエブ画面やブログの画面に
広告が表示されることがあります。
「Ads by Google このサイトに広告を掲載」という表示があります。
これは、自分のウエブ画面にこのグーグルアドセンスを表示させ、この広告が
クリックされれば、この広告を表示したウエブの管理者に広告代金が支払われる
仕組みになっています。
即ち、広告主側と広告代理店の橋渡しをこのグーグルアドセンス機能が果たしている
のです。
個人でも、広告代理店になることができ月収300万円以上もの広告代理店収入を
得ているつわものも存在するのです。

【グーグルのサービス拡大】

グーグルは、検索エンジン分野だけでなく、各種のアプリケーション分野にユニークな
アイデアでそのシェアを拡張し続けています。
2006年の現時点では約50種類のサービスを提供しています。

一例を挙げると、
1)Gメール、2)スカラー、3)フリーグル、4)ヒストリー、
5)グーグルニュース、6)言語翻訳ツール、7)グーグルマップ、
8)グーグルビデオ、9)グーグルスプレッドシート、
10)グーグルチェックアウト、11)デスクトップ検索、12)ピカサ、
13)グーグルアース等です。

【ユーザーの利便性の向上は、グーグルの収益に】

グーグルが、無料で各種のサービスを拡大すればするほど、グーグルのデータベースは
充実し、グーグルへのアクセスが向上し、これがグーグルの広告収入に結びつくという
好循環をもたらすのです。


■なせアマゾンは強いのか?

 ショッピングサイトの分野では、日本の場合には、楽天市場が善戦していますが、
世界的にはアマゾンが圧倒的なシェアを押さえています。

【アマゾンの強み】

1)地球最大の店舗規模、
2)売り上げ一兆円超、
3)拠点:米国、カナダ、ドイツ、イギリス、フランス、日本、中国の
  7カ国で200ヶ国へ商品を配送、
4)商品の範囲は、本だけでなく34分野に及ぶ、
5)米国では、必ず在庫のある商品数100万点、在庫のない商品も含めれば
  800万点にも及ぶ。


【アマゾンを成長に導いた二つ技術】

1)アソシエイト・プログラム(アフィリエイト・プログラム)

この技術は、アマゾンの商品をメールやウエブ等のメディアにより広告させ、
この広告が実際の商品の購買に結びついた場合には、販売手数料として数%のリベート
を支払うという仕組みです。
これにより、アマゾンの商品を多くの人間が広告する仕組みになっているのです。
いわゆる、口コミ広告にリベートを払うことにより、商品の販売力を強化する仕組み
を備えているのです。

2)リコメンデション機能

アマゾンで本を購入なさったことがある方ならご存知と思いますが、該当の本に
関連する本が推薦本として表示されます。
この機能は、類似ジャンルの本を推薦することにより販売促進機能を付加して
いることになります。


【アマゾンの顧客中心主義】

アマゾンがゼロから今日の巨大なインターネット店舗に成長した基本には、
ユーザーを呼び込み、ユーザーに便益を与えるという方向にのみ開発力を投入
したことにあります。
アマゾンの企業理念に掲げる顧客中心主義を徹底的に追求してきた結果といえます。

■まとめ

ウエブの進化は、いろんな分野で社会構造を変化させるインパクトを与えてきて
います。
この進行過程の中で、一極集中化現象も起こりつつあります。
今回は、グーグルとアマゾンを採り上げましたが、金融分野においてもこのような
「一極集中化の現象」が発生する可能性も否定できません。
その根底にあるのは、「顧客中心主義の徹底と利便性提供機能の追求」と思います。


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